特許
J-GLOBAL ID:200903018825560990
軸受鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095113
公開番号(公開出願番号):特開平7-299550
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【構成】 SUJ2のような高炭素軸受鋼を垂直連続鋳造により鋳造して円形断面をもった鋳片とし、中心固相率0.3〜0.6の点で圧下率1.0〜3.0%の軽圧下を行ない、分塊圧延に先立つソーキングを温度1150〜1250°C、時間2〜5時間の条件で行なう。【効果】 中心偏析が抑制され、その結果、ボール用の軸受鋼も連続鋳造で製造でき、レース・コロ用の軸受鋼の連続鋳造は、より高速の鋳造速度で実施できる。 短時間のソーキングで巨大炭化物が消失するため、ブルームの加工に先立つスカーフ処理が不要になる。
請求項(抜粋):
連続鋳造による軸受鋼の製造において、垂直連続鋳造法により断面が円形の鋳片を鋳造し、水冷鋳型から引き出される鋳片に対して、その中心凝固率が0.3〜0.6である間に、フラットロールを用いて圧下率1〜3%の軽圧下を加えて中心偏析を解消し、得られた鋳片を温度1150〜1260°Cに2〜5時間加熱するソーキングを行なって分塊圧延することにより、スカーフ処理をすることなくビレットまたは製品を得ることを特徴とする軸受鋼の製造方法。
IPC (3件):
B22D 11/128 350
, B22D 11/00
, B22D 11/20
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