特許
J-GLOBAL ID:200903018844242117

高速穴あけ加工ですぐれた耐折損性を発揮する微粒組織加圧焼結体製ミニチュアドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-362239
公開番号(公開出願番号):特開2001-179515
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 高速穴あけ加工ですぐれた耐折損性を発揮する微粒組織加圧焼結体製ミニチュアドリルを提供する。【解決手段】 シャンク部と、先端面を切刃面とし、かつ0.1〜1.6mmの外径を有する溝形成部とからなるミニチュアドリルを、Cr含有により細粒化された分散相が走査型電子顕微鏡による組織観察に基づく平均値で85〜98面積%を占め、残りが結合相と不可避不純物からなる微粒組織を有する加圧焼結体で構成し、さらに上記加圧焼結体を構成する分散相が、透過型電子顕微鏡による組織観察で、炭化タングステンにCoとCrが固溶含有し、かつその含有割合が分散相に占める平均値で、Co:0.1〜3重量%、Cr:0.1〜2重量%であるWとCoとCrの複合炭化物固溶体単一相からなり、同じく上記の結合相が、同じく透過型電子顕微鏡による組織観察で、Crを結合相に占める平均値で、1〜8重量%含有するCo基合金単一相からなること。
請求項(抜粋):
シャンク部と、先端面を切刃面とし、かつ0.1〜1.6mmの外径を有する溝形成部とからなるミニチュアドリルを、Cr含有により細粒化された分散相が走査型電子顕微鏡による組織観察に基づく平均値で85〜98面積%を占め、残りが結合相と不可避不純物からなる微粒組織を有する加圧焼結体で構成し、さらに上記加圧焼結体を構成する分散相が、透過型電子顕微鏡による組織観察で、炭化タングステンにCoとCrが固溶含有し、かつその含有割合が分散相に占める平均値で、Co:0.1〜3重量%、Cr:0.1〜2重量%であるWとCoとCrの複合炭化物固溶体単一相からなり、同じく上記の結合相が、同じく透過型電子顕微鏡による組織観察で、Crを結合相に占める平均値で、1〜8重量%含有するCo基合金単一相からなること、を特徴とする高速穴あけ加工ですぐれた耐折損性を発揮する微粒組織加圧焼結体製ミニチュアドリル。
IPC (2件):
B23B 51/00 ,  C22C 29/08
FI (2件):
B23B 51/00 M ,  C22C 29/08
Fターム (4件):
3C037AA02 ,  3C037AA09 ,  3C037FF06 ,  3C037FF11

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