特許
J-GLOBAL ID:200903018852467640

燃料電池および電解質含浸処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172616
公開番号(公開出願番号):特開平6-020714
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池の初期昇温時に電解質基板内の残留有機溶剤およびバインダーを効果的に除去する。【構成】 燃料電池のアノードガスおよびカソードガス排気管の途中にそれぞれ分岐管を設けバルブを介してガスを吸引排出するガス吸引機構を設ける。さらにパージガス排気管途中にも分岐管を設けバルブを介してガスを吸引排出するガス吸引機構を追加して効果を増大させる。【効果】 排気管を介して電池内のガスを吸引除去するようにしたから、電解質基板から発生する残留有機溶剤およびバインダーを充分除去できる。その結果、有機溶剤による異常発熱に伴う電解質の劣化や含浸不均一による電池性能の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
電解質板を挾んでアノード電極とカソード電極を配し、該各電極に接するアノードガス流路とカソードガス流路とをそれぞれ設けたセパレータを外側に配し、該各流路にアノードガスとカソードガスの供給管と排気管とをそれぞれ連通して構成された単位燃料電池を有する燃料電池において、前記アノードガスとカソードガスの排気管にバルブを介してガス吸引機構を分岐して設けたことを特徴とする燃料電池。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-133774

前のページに戻る