特許
J-GLOBAL ID:200903018853137504

ホトクロミック化合物、それらの製造方法及びポリマー材料でのそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-506321
公開番号(公開出願番号):特表2002-507980
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】一般式(I)を有するスピロ-イソインドリン-オキサジンのグループに属するホトクロミック化合物:一般式(I)を有する上記ホトクロミック化合物は、優れたホトクロミック特性、優れた応力抵抗性及び高い染色特性を有する。
請求項(抜粋):
一般式(I)を有するスピロ-イソインドリノ-オキサジンのグループに属 するホトクロミック化合物: (ここで、 a)Rは、直鎖又は分岐のC1〜C10のアルキル基であって、任意に、フッ素 、塩素及び臭素から選ばれる1〜10個のハロゲン原子で置換されるか、水酸 基、直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキシ基、カルボキシル基、シアノ基で置 換されるか、或いは、2,2,6,6-テトラメチルピペリジン基で置換され るアルキル基;直鎖又は分岐のC2〜C6のアルケニル基;フェニル、ビフェニ ル及びナフチルから選ばれるアリール基であって、任意に、直鎖又は分岐のC 1〜C6のアルコキシ基、カルボキシル基、アミン基、N,N-ジアルキル(C 1〜C6)アミン基で置換されるアリール基;ベンジル基を表し、 b)R1及びR2は、同じか異なり、直鎖又は分岐のC1〜C10のアルキル基で あって、任意に、フッ素、塩素及び臭素から選ばれる1〜10個のハロゲン原 子で置換されるか、水酸基、直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキシ基、カルボ キシル基、シアノ基で置換されるアルキル基;直鎖又は分岐のC2〜C10のア ルケニル基;ベンジル基;直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキシ基;N-アル キル(C1〜C6)アミン基;N,N-ジアルキル(C1〜C6)アミン基を表し 、或いは、R1及びR2は、それらが結合する炭素原子と一緒に考えて、C4〜 C10のシクロアルキル基であって、任意に、フッ素、塩素及び臭素から選ばれ るハロゲン原子で置換されるか、水酸基、直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキ シ基、カルボキシル基、シアノ基、アミン基、N-アルキル(C1〜C6)アミ ン基、N,N-ジアルキル(C1〜C6)アミン基で置換 されるシクロアルキル基;N,N-ジアルキル(C1〜C6)アミド基;シアノ 基;フェニル及びビフェニルから選ばれるアリール基を表し、 c)R3、R4、R5及びR6は、同じか異なり、水素原子;フッ素、塩素、臭素 及びヨウ素から選ばれるハロゲン原子;直鎖又は分岐のC1〜C6のアルキル基 であって、任意に、フッ素、塩素及び臭素から選ばれる1〜6個のハロゲン原 子で置換されるか、水酸基、直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキシ基、シアノ 基で置換されるアルキル基;ベンジル基;水酸基;直鎖又は分岐のC1〜C6の アルコキシ基;アミン基;N-アルキル(C1〜C6)アミン基;N,N-ジア ルキル(C1〜C6)アミン基;ピペリジン、ピレラジン又はモルホリン基;C 1〜C6のカルボキシアルキル基;C2〜C6のカルボキシアルケニル基;カルボ キシアミド基;N-アルキル(C1〜C6)カルボキシアミド基;N,N-ジア ルキル(C1〜C6)カルボキシアミド基;シアノ基;ニトロ基;スルホン酸基 ;フェニル、ビフェニル及びナフチルから選ばれるアリール基であって、任意 に、N,N-ジアルキル(C1〜C6)アミン基、直鎖又は分岐のC1〜C6のア ルコキシ基、水酸基、直鎖又は分岐のC1〜C6のアルキル基で置換されるアリ ール基;アルキルケトン、アリールケトン又はベンジルケトンタイプのアシル 基;直鎖又は分岐のC2〜C6のアルケニル基であって、任意に、1〜2個のN ,N-ジアルキル(C1〜C6)4-アニリン基で置換されるアルケニル基;N -2,3-ジヒドロインドリン基;又は直鎖又は分岐のC1〜C6のチオエーテ ル基を表し、 d)R3とR6との間の二つの連続した置換体は、他の芳香族、異節環又はキノ ン環との縮合点を表し、 e)R7は、水素原子;フッ素、塩素及び臭素から選ばれるハロゲン原子;直 鎖又は分岐のC1〜C6のアルキル基;直鎖又は分岐のC1〜C6のアルコキシ基 ;フェニル基;フェノキシ基を表し、 f)Pは、次のタイプの一つに属する単環又多環式芳香族核を表す:一般式( II)で表されるベンゼン核;一般式(III)で表されるナフタレン核;一 般式(IV)で表されるキノリン核;一般式(V)で表されるイソキノリン核 ;一般式(VI)で表されるクマリン核;一般式(VII)で表されるキノ ゾリン核;一般式(VIII)で表されるフェナントレン核;又は一般式(I X)で表されるアントラセン核: ここで、R8とR13、R14とR21、R22とR28、R30とR35、R36とR41、 R44とR47、R48とR57、R58とR67との間の少なくとも二つの隣接置換体は 、オキサジン環との縮合点を表し、その他の置換体は、c)で述べたものと同 じ意味を有する)。
IPC (7件):
C07D498/10 ,  C07D498/20 ,  C08K 5/357 ,  C08L101/00 ,  G02B 5/23 ,  G02C 7/10 ,  G03C 1/73 503
FI (7件):
C07D498/10 S ,  C07D498/20 ,  C08K 5/357 ,  C08L101/00 ,  G02B 5/23 ,  G02C 7/10 ,  G03C 1/73 503
引用特許:
審査官引用 (4件)
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