特許
J-GLOBAL ID:200903018854605498

非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院 大阪工業技術試験所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088074
公開番号(公開出願番号):特開平5-258772
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】アニリン含有アモルファスFeOOHを正極活物質とする非水電解液二次電池の安全性を高め、サイクル寿命を改善することを主な目的とする。【構成】下記(A)項に示す方法により合成し且つ下記(B)項に示す特性を備えた鉄化合物を含む正極物質とリチウムホスト化合物からなる負極物質とを電池活物質として使用し、エチレンカーボネートとエーテル系溶媒との2:1〜1:2混合溶媒(体積比)に6フッ化ヒ素酸リチウムまたは6フッ化リン酸リチウムを1.0〜1.5mol/dm3 の濃度で溶解させた溶液を有機電解液として使用することを特徴とする非水電解液二次電池:(A)オキシ塩化鉄(FeOCl)とアニリンとを4:1のモル比で混合し、水中30°Cで攪拌する;(B)粉末としての密度が約2.3g/cm3 であり、CuKα線を用いたX線回折において、2θ=14°、27°および44°にγ-FeOOHに類似のピークを有する、有機物質が残存した結晶化度の低い物質。
請求項(抜粋):
下記(A)項に示す方法により合成し且つ下記(B)項に示す特性を備えた鉄化合物を含む正極物質とリチウムホスト化合物からなる負極物質とを電池活物質として使用し、エチレンカーボネートとエーテル系溶媒との混合比2:1〜1:2(体積比)の混合溶媒に6フッ化ヒ素酸リチウムまたは6フッ化リン酸リチウムを1.0〜1.5mol/dm3 の濃度で溶解させた溶液を有機電解液として使用することを特徴とする非水電解液二次電池:(A)オキシ塩化鉄(FeOCl)とアニリンとを4:1のモル比で混合し、水中25〜35°Cで攪拌する;(B)粉末としての密度が約2.3g/cm3 であり、CuKα線を用いたX線回折において、2θ=14°、27°および44°にγ-FeOOHに類似のピークを有する、有機物質が残存した結晶化度の低い物質。
IPC (2件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/58

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