特許
J-GLOBAL ID:200903018857632534
FRPの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-084313
公開番号(公開出願番号):特開2005-271248
出願日: 2004年03月23日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】減圧吸引口側への樹脂のショートパスを防止することにより、樹脂を正規の樹脂流路に正規の流量で流動させて、成形品の樹脂の未含浸を防止することが可能なFRP製造方法を提供する。 【解決手段】少なくとも次の(A)〜(E)の工程からなることを特徴とするFRPの製造方法である。 (A)強化繊維基材からなるプリフォーム2、減圧吸引口6および樹脂注入口4を成形型1の上に設置するセット工程。 (B)前記プリフォーム2と減圧吸引口6とを通気材料7で繋ぎ、次に前記減圧吸引口全体と通気材料7の少なくとも一部を気密材料9でシールして覆う吸引部の密閉工程。 (C)前記成形型上のプリフォーム2、減圧吸引口6、樹脂注入口4、通気材料7および前記吸引部を覆う成形部の全体を、バッグ材10でシールし、覆って密閉する成形部全体の密閉工程。 (D)前記バッグ材10でシールして覆われた成形部全体を、減圧吸引口6から吸引により減圧する減圧工程。 (E)前記樹脂注入口4から樹脂を注入し、前記強化繊維基材2に樹脂を含浸させてから、樹脂をキュアさせる樹脂の含浸・キュア工程。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも次の(A)〜(E)の工程からなることを特徴とするFRPの製造方法。
(A)強化繊維基材からなるプリフォーム、減圧吸引口および樹脂注入口を成形型の上に設置するセット工程。
(B)前記プリフォームと減圧吸引口とを通気材料で繋ぎ、次に前記減圧吸引口全体と通気材料の少なくとも一部を気密材料でシールして覆う吸引部の密閉工程。
(C)前記成形型上のプリフォーム、減圧吸引口、樹脂注入口、通気材料および前記吸引部を覆う成形部の全体を、バッグ材でシールし、覆って密閉する成形部全体の密閉工程。
(D)前記バッグ材でシールして覆われた成形部全体を、減圧吸引口から吸引により減圧する減圧工程。
(E)前記樹脂注入口から樹脂を注入し、前記強化繊維基材に樹脂を含浸させてから、樹脂をキュアさせる樹脂の含浸・キュア工程。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
4F204AA36
, 4F204AA39
, 4F204AD16
, 4F204AH17
, 4F204AH28
, 4F204AH31
, 4F204AM23
, 4F204FA01
, 4F204FA13
, 4F204FB01
, 4F204FB22
, 4F204FG09
, 4F204FN17
引用特許:
出願人引用 (3件)
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米国特許第4,902,215号明細書
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FRPの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-238854
出願人:東レ株式会社
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米国特許出願公開第2002/0022422号明細書
審査官引用 (4件)