特許
J-GLOBAL ID:200903018861815848

調停システムおよび調停方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249869
公開番号(公開出願番号):特開平9-091194
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 一定時間内にデータを転送する必要のあるデバイスもしくはDMAチャンネルへのデータ転送を確実に保証できるようにする。【解決手段】 調停回路108による調停の対象となる複数のデバイス101〜104の中で、一定時間内にデータを転送する必要のある特定のデバイス103のメモリアクセス開始から次のメモリアクセス開始までの時間をタイマ回路109で計時する。タイマ回路109がその特定のデバイス103がデータ転送に必要な一定時間選択されていないことを検知したら、この検知に応じてその特定のデバイス103のプライオリティ(優先順位)が最も高くなるように調停回路108のプライオリティが変更される。これにより、その特定デバイス103のメモリアクセス要求が一定時間ごとに許可されることが可能である。
請求項(抜粋):
共用資源に対する複数のデバイスからの使用要求を予め定めた優先順位により調停して選択的に前記共用資源の使用許可をする調停システムにおいて、調停の対象となる前記複数のデバイスの中で一定時間内にデータを転送する必要のある特定デバイスの使用要求許可開始から次の使用要求許可開始までの時間を計時して、前記特定のデバイスの使用要求許可の選択が所定時間されていないことを検知するとタイムアウト信号を発生する計時手段と、前記計時手段からの前記タイムアウト信号に応じて前記特定のデバイスの優先順位を最も高く、または少なくとも2番目に高く変更することで前記特定デバイスの使用要求を一定時間毎に許可する調停手段とを具備したことを特徴とする調停システム。

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