特許
J-GLOBAL ID:200903018862166207

VLP-抗原コンジュゲートとワクチンとしてのその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 園田 吉隆 ,  小林 義教
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-535158
公開番号(公開出願番号):特表2008-515851
出願日: 2005年10月05日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
本発明は、医学、免疫学、ウイルス学及び分子生物学の分野に関連する。本発明は、RNAバクテリオファージのウイルス様粒子(VLP)と少なくとも一の抗原を含有してなる組成物であって、VLPが宿主内で組み換えて産生されるものであり、VLPに含有される二次構造を有する宿主RNAの量が、VLPに当初より含有される二次構造を有する宿主RNAの量の最大20%であり、VLPと少なくとも一の抗原が互いに結合している組成物を提供する。また、本発明は、本発明の組成物の産生方法を提供する。本発明の組成物は、疾患、障害及び症状の治療のためのワクチンの産生に有用である。さらに、本発明の組成物は、望ましくないT細胞応答を低減するか排除しながら、示した範囲内の抗原に対して強い抗体応答を効率よく誘発するために特に有用である。
請求項(抜粋):
(a) 少なくとも一の第一付着部位を有するRNAバクテリオファージのコートタンパク質、そのムテインないしはその断片を含有してなるウイルス様粒子(VLP)であって、該VLPが宿主内で組み換えて産生されるものであり、該VLPに含有される二次構造を有する該宿主RNAの量が、該VLPに当初より含有される二次構造を有する宿主RNAの量の最大20%である、ウイルス様粒子; (b) 少なくとも一の第二付着部位を有する少なくとも一の抗原; を含んでなる組成物であって、該少なくとも一の抗原(b)が該少なくとも一の第一付着部位と該少なくとも一の第二付着部位を介して該VLP(a)に結合している、組成物。
IPC (4件):
A61K 39/00 ,  A61K 39/39 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/02
FI (4件):
A61K39/00 Z ,  A61K39/39 ,  A61P29/00 ,  A61P37/02
Fターム (14件):
4B024AA01 ,  4B024BA32 ,  4B024CA02 ,  4B024CA07 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024DA06 ,  4B024EA03 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4C085AA03 ,  4C085EE01 ,  4C085EE06 ,  4C085FF24
引用特許:
審査官引用 (1件)

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