特許

J-GLOBAL ID：200903018870287340

リチウム二次電池用高電圧カソード材料の製造方法

発明者： ジョージ・ティン-クオ・フェイ
出願人/特許権者： インダストリアル・テクノロジー・リサーチ・インスティテュート
代理人 (1件)： 青山 葆 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-100188
公開番号（公開出願番号）：特開平7-320741
出願日： 1994年05月13日
公開日（公表日）： 1995年12月08日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、反応時間が短く、高温を必要とせず、操作が簡便である以下の固体焼結法及び水溶液法の二通りの方法で、リチウムイオン二次電池カソード材料を合成することにある。【構成】 固体焼結法(あるいは固体反応法)では、(a)適当なモル比でLixMO2及びVの化合物の粉末を均一に混合し、(b)空気中で1〜2時間焼結することによりLiMVO4のカソード材料を得る。他方、水溶液法では(a)M(ただし、MはNiまたはCoである)の硫酸塩または硝酸塩の水溶液を適当なモル数比でLiOH・H2O等の水溶液と混合し、(b)Vの化合物を加え、均一に混合し、(c)得られた混合物から乾燥、混合粉末を得、(d)空気中で1〜2時間焼結することによりLiMVO4のカソード材料を得る。

請求項（抜粋）：

(a)適当なモル比でLixMO2(ただし、MはNi又はCoであり、xは0.75〜0.8である)及びVの化合物の粉末を均一に混合し、(b)得られた混合粉を650〜700°Cで空気中で1〜2時間焼結することによりLiMVO4のカソード材料を得ることを特徴とするリチウム二次電池用高電圧カソード材料の固体焼結製造方法。

IPC (2件)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02