特許
J-GLOBAL ID:200903018871314960

粉粒体の定量排出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195621
公開番号(公開出願番号):特開平7-187260
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】粉末コーヒー、粉ミルク、緑茶の葉と茎、粉洗剤、顆粒及び粉末状の医薬品、金属等の各種粉粒体を収納した容器から何人も簡単に一定量の粉粒体を取り出せる定量性、汎用性等に優れた粉粒体の定量排出器を提供すること。【構成】粉粒体収納容器1に装着した肉厚円板の固定キャップ3とその上下面に各々摺動回転可能且つ回転方向に一体とする回転軸5で軸結した回転円板2と回転キャップ4と、それらに各々開設され、カッター刃8a,6aを備えた粉粒体貯留孔8と粉粒体取出孔6と粉粒体取出孔6から粉粒体貯留孔8の幅だけ離隔した粉粒体排出孔11と、回転用ツマミ10cの回転範囲を粉粒体取出位置から粉粒体排出位置まで規制する突起10a,10bとでなる粉粒体の定量排出器Aにより、線状物が混在する粉粒体も含めて精度良く定量排出することができる。
請求項(抜粋):
粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャップと、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップに前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む範囲内に制限する回転範囲規制手段と、を備えたことを特徴とする粉粒体の定量排出器。

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