特許
J-GLOBAL ID:200903018881863210

液体クロマトグラフィーの試料導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240121
公開番号(公開出願番号):特開平11-083823
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】本発明は、カラムでの分離に悪影響を与えることなく、試料導入量を増加することのできるHPLCの試料導入方法を提供することを課題とする。【解決手段】発明においては、サンプルループ12の内容積が試料導入量より2倍以上大きいものを使用する。そして、試料充填する前にサンプルループ内を、分析用移動相よりも溶出力の弱い液体で満たした後に試料を充填する。当該試料はサンプルループの上流側すなわち、送液ポンプが接続される側の端部から充填され、試料導入時に分析カラムへは、まずサンプルループ12内の調整液が、続いて試料液が導入される。
請求項(抜粋):
送液ポンプと分析カラムを接続するラインと、当該ラインに挿入可能なサンプルループを有する液体クロマトグラフを使用し、1.前記サンプルループを前記ラインから切断する第一行程2.前記サンプルループに試料液を充填する第二行程3.前記サンプルループを前記ラインに挿入する第三行程よりなる液体クロマトグラフィーの試料導入方法において前記サンプルループに試料量の2倍以上の内容積を持つサンプルループを使用し、かつ、当該サンプルループのなかで、前記ライン挿入時に前記送液ポンプ側となるサンプルループの端部に試料充填手段が接続されるサンプルループを使用するとともに、前記第一行程と前記第二行程の間に、当該サンプルループの内容積の全体を、前記送液ポンプより送液する分析用移動相よりも溶出力の弱い溶液で満たす行程を加えたことを特長とする液体クロマトグラフィーの試料導入方法。
IPC (2件):
G01N 30/20 ,  G01N 30/16
FI (2件):
G01N 30/20 A ,  G01N 30/16 L

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