特許
J-GLOBAL ID:200903018881931208
アルカリ飛灰の処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302003
公開番号(公開出願番号):特開平8-155417
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 未反応消石灰等のアルカリを多量に含んでいるアルカリ飛灰を水溶性リン酸(塩)法で処理するに当り、リン酸又はその塩の必要添加量の低減及びスケール生成成分の溶出防止を図ると共に、酸性雨に曝された際等においても重金属の溶出を確実に抑制する。【構成】 アルカリ飛灰に水を加えて混練した後、炭酸ガスを吹き込み、次いでリン酸系重金属固定化剤を添加して混練する。【効果】 アルカリ飛灰中の未反応消石灰は炭酸ガスとの反応で水難溶性の炭酸カルシウムになる。消石灰を炭酸カルシウムに変換することによりスケール生成成分であるカルシウムの溶出も減少する。未反応消石灰の低減により、未反応消石灰によって消費されるリン酸又はその塩が低減し、重金属固定化のため必要な添加量の低減が図れる。処理飛灰中に共存する炭酸カルシウムによるpH緩衝能力の強化で、酸性水によるpH低下が軽減され、重金属の溶出が抑制される。
請求項(抜粋):
アルカリ飛灰に水を加えて混練した後、炭酸ガスを吹き込み、次いでリン酸系重金属固定化剤を添加して混練することを特徴とするアルカリ飛灰の処理方法。
IPC (2件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 G
, B09B 3/00 ZAB
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