特許
J-GLOBAL ID:200903018884852767

燃焼装置用の火格子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307111
公開番号(公開出願番号):特開平10-160150
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 水その他の冷却媒体用の冷却通路を備えた火格子ライニングを,製造に好都合に構成し,かつ火格子縦方向での冷却作用に差をもたせるように構成する。また,冷却媒体用の供給導管及び排出導管への接近を容易にし,かつ冷却媒体の流れ横断面を一様に構成する。【解決手段】 冷却通路を,蛇行状に火格子ライニングユニット11,12,13内に鋳込まれた冷却管9として構成し,これらの冷却管9の管間隔を,火格子ライニングユニット11,12,13の熱負荷に適応するように変化させて設定し,有利には火格子ライニングユニット11,12,13の後縁から前縁へ向かって減少するようにした。
請求項(抜粋):
燃焼装置用の火格子であって,複数の,側壁(2)により両側が仕切られた,縦方向に交互に固定火格子ライニングユニット列(3)と可動火格子ライニングユニット列(4)とを有する少なくとも1つの火格子トラック(1)が備えられ,前記火格子ライニングユニット列(3,4)が,供給導管(15)及び排出導管(16)と冷却通路とを有するそれぞれ少なくとも1つの火格子ライニングユニット(11,12,13)から成り,しかも,火格子ライニングユニット(11,12,13)が,それぞれ後端区域で,固定的な又は可動の火格子ライニング保持体(6)と旋回可能に結合され,かつユニット前端が,次の火格子ライニングユニット(11,12,13)の上又は上方に可動に配置されており,更に,1つの火格子ライニングユニット列(3,4)の火格子ライニングユニット(11,12,13)が,それぞれライニングユニット下に配置された結合手段によって結合され,それにより,隣接し合っている火格子ライニングユニット(11,12,13)が,それらに配属された火格子ライニング支持体(6)に対してある程度旋回可能にされており,更にまた,前記冷却通路が火格子の縦方向に対してほぼ横方向に配置されている形式のものにおいて,前記冷却通路を,蛇行状に配置された,火格子ライニングユニット(11,12,13)内に鋳込まれた冷却管(9)として構成し,これらの冷却管(9)の管間隔を,火格子ライニングユニット(11,12,13)の熱負荷に適応するようにしたことを特徴とする,燃焼装置用の火格子。

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