特許
J-GLOBAL ID:200903018887471500

冷媒加熱式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327796
公開番号(公開出願番号):特開平7-180888
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】本発明は、基本の構成部品に対する制御で、圧縮機の吸込み冷媒状態を適正なスーパーヒート状態に保持でき、コストの低減化と信頼性の向上を図れる冷媒加熱式空気調和機を提供する。【構成】冷媒加熱器の上流側に介設した二方弁9を有する暖房用冷媒回路Hを備え、圧縮機1の運転周波数を可変するインバータ回路14および冷媒加熱器の燃焼量を可変する比例制御弁11bを備え、冷媒加熱器の冷媒入口側温度と冷媒出口側温度をそれぞれ検出する温度センサ12,13を備え、暖房運転時に、能力に対して適正なスーパーヒート状態を確保できるように運転周波数と燃焼量を目標値として設定して制御し、かつ種々の条件に応じて目標値を補正するため、温度センサの検出温度の温度差にもとづき、運転周波数および燃焼量の少なくともいずれか一方を制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機の吐出側から、四方弁を介して、室外熱交換器、冷房用絞り装置、逆止弁、室内熱交換器、圧縮機の吸込み側を順次接続する冷房用冷媒回路と、前記逆止弁と室内熱交換器との間の接続管から分岐し、圧縮機吸込み側に接続される冷媒加熱器およびこの冷媒加熱器の上流側に介設した二方弁を備え、圧縮機の吐出側から四方弁を介して室内熱交換器、開放された二方弁、冷媒加熱器、圧縮機の吸込み側を順次接続する暖房用冷媒回路とを備えた冷媒加熱式空気調和機において、前記圧縮機の運転周波数を可変する周波数可変装置と、前記冷媒加熱器の燃焼量を可変する燃焼量可変装置と、上記冷媒加熱器の冷媒入口側温度と冷媒出口側温度をそれぞれ検出する温度検知手段と、暖房運転時に、能力に対して適正なスーパーヒート状態を確保できるように圧縮機の運転周波数と冷媒加熱器の燃焼量の目標値を設定し、前記周波数可変装置および燃焼量可変装置を制御する手段と、能力に応じて設定した運転周波数および燃焼量の目標値を補正するため、前記温度検知手段の検出温度の温度差にもとづき、前記周波数可変装置の運転周波数および燃焼量可変装置の燃焼量の少なくともいずれか一方を補正制御する手段とを具備したことを特徴とする冷媒加熱式空気調和機。
IPC (2件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-160278

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