特許
J-GLOBAL ID:200903018894413346

燃料遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314110
公開番号(公開出願番号):特開平6-137226
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 燃料タンク内圧を一定の圧力に正確に調整する。【構成】 車両停車時等のように燃料が下部空間26内に流入していない状態において燃料タンク内圧が上昇すると、内部室42内の圧力も燃料タンク同様上昇する。そして、燃料タンク内圧が正圧弁機構30の開弁圧である平衡内圧まで上昇すると、内部室42内の圧力もこの平衡内圧まで上昇し、ダイヤフラム33はスプリング31の付勢力および大気圧に抗して押し上げられて撓み、正圧弁機構30は開弁する。よって、下部空間26内に流入した燃料蒸気は、正圧弁機構30,通気ポート18を経てキャニスタ側に流れ、燃料タンク内圧は低下する。その後、燃料タンク内圧が低下し平衡内圧に一致すると、ダイヤフラム33を挟んてタンク内圧と大気圧およびスプリング31の付勢力で定まる圧力とが均衡し、ダイヤフラム33が元の形状に復帰して正圧弁機構30は閉弁する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと外部機器との間において燃料蒸気の通気を行なうとともに、該外部機器への燃料液の流出を遮断する燃料遮断装置であって、前記燃料タンク内に配置され、該燃料タンク内の燃料蒸気が流入自在であるとともに燃料液面の変動によって燃料液が流入可能なタンク内室と、該タンク内室内に収納され、前記タンク内室に流入する燃料液により浮沈するフロートバルブと、前記タンク内室と連通するとともに前記外部機器に接続され、前記タンク内室と外部機器との間における燃料蒸気通路を有するタンク外室と、該タンク外室と前記タンク内室との間に介在し、前記タンク内室のフロートバルブが浮上したとき、該浮上したフロートバルブと協同して前記タンク外室の通路を閉鎖し燃料液の流出を遮断する燃料遮断弁と、前記タンク外室に内蔵され、前記タンク外室の通路が前記燃料遮断弁により閉鎖されていない期間に亘って、前記通路における燃料蒸気の通気方向を燃料タンク内圧に応じて切り換える双方向切換弁とを備え、該双方向切換弁は、前記燃料タンク内圧に基づいて前記タンク内室から外部機器へ前記燃料蒸気を通気するダイヤフラム弁を備えることを特徴とする燃料遮断装置。
IPC (3件):
F02M 37/00 301 ,  B60K 15/01 ,  F16K 24/00

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