特許
J-GLOBAL ID:200903018899927194
アンチロックブレーキ方法およびその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219822
公開番号(公開出願番号):特開平7-069199
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 制動距離をより短くできるアンチロックブレーキ方法およびその装置を提供する。【構成】 制動中における車両の疑似車速VI を設定する疑似車速演算部41と、この疑似車速VI と車輪速VW とに基づき、所定の制動力が得られる第一の目標車輪速VS 、ならびに実際の車速を検出するための第二の目標車輪速VS を設定する目標車輪速設定部43と、第一目標車輪速VS と第二目標車輪速VS とを所定の周期で切り換える目標車輪速切換手段と、車輪速VW が第一目標車輪速VS に追従するように、制動力を調整する制動力調整部42とを具えたアンチロックブレーキ装置において、車輪速VW と第一目標車輪速VS との偏差ΔVを算出する車輪速偏差演算手段と、偏差ΔVが継続的に増大している場合に目標車輪速切換手段による操作とは関係なく第二目標車輪速VS に切換える目標車輪速強制切換手段とを具える。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出ステップと、この車輪速検出ステップにて検出された車輪速に基づいて制動中における車両の疑似車速を設定する疑似車速設定ステップと、この疑似車速設定ステップにて設定された疑似車速と前記車輪速検出ステップにて検出された車輪速とに基づき、所定の制動力が得られる第一目標車輪速、ならびに前記疑似車速よりも大きな第二目標車輪速をそれぞれ設定する目標車輪速設定ステップと、この目標車輪速設定ステップにて設定される第一目標車輪速と第二目標車輪速とを所定の周期で切り換える目標車輪速切換ステップと、前記車輪速検出ステップにて検出される車輪速が第一目標車輪速に追従するように、前記車輪に対する制動力を調整する制動力調整ステップとを有するアンチロックブレーキ方法において、前記車輪速検出ステップにて検出される車輪速と第一目標車輪速との偏差を算出する車輪速偏差演算ステップと、この車輪速偏差演算ステップにて算出された偏差が継続的に増加している場合に、前記目標車輪速切換ステップによる操作とは関係なく第二目標車輪速に切り換える目標車輪速強制切換ステップとを具えたことを特徴とするアンチロックブレーキ方法。
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