特許
J-GLOBAL ID:200903018905680201

舗装の目詰まり物の除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223425
公開番号(公開出願番号):特開平9-067816
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【目的】 目詰まり物の舗装表面への浮き上がりを促進すると共に、負圧空間での吸引ダクトの吸引力を高めて浮き上がった目詰まり物の吸引回収効率を向上させる。【構成】 二方向から排水性舗装aの表面hに高圧水を噴射し、両方向から舗装表面hに噴射される高圧水の噴射方向の各延長線X1 ,X2 を舗装表面hより下方で交差させる。一方向から噴射された高圧水の表面hへの衝突位置P1 近傍に吸引ダクト9を配置すると共に、他方向から噴射された高圧水の表面hへの衝突位置P2 近傍に吸引ダクト10を配置する。ダクト9,10の吸引口9a,10a及び位置P1 ,P2 を略密閉空間に配置すると共に、該空間を仕切り板15によってダクト9側とダクト10側とに仕切る。仕切られた空間の内でダクト10側の空間T2 に流入する空気量をダクト9側の空間T1 より多くする。
請求項(抜粋):
舗装表面に向けて圧力水を噴射しこの噴射圧力により舗装の空隙に詰まった目詰まり物を前記舗装表面に浮き上がらせる噴射手段と、該舗装表面に浮き上がった目詰まり物を水と共に吸引回収する吸引手段とを備えた装置において、前記噴射手段は、一方向から前記舗装表面に指向して配置された第1の噴射ノズルと、他方向から前記舗装表面に指向して配置されその指向方向の延長線が前記第1の噴射ノズルの指向方向の延長線と舗装表面より下方で交差するようにされた第2の噴射ノズルとを備え、前記吸引手段は、前記第1の噴射ノズルから噴射された圧力水が前記舗装表面に衝突する位置近傍に配置された第1の吸引部と、前記第2の噴射ノズルから噴射された圧力水が前記舗装表面に衝突する位置近傍に配置され下流側で前記第1の吸引部と合流する第2の吸引部とを備え、前記第1及び第2の噴射ノズルからそれぞれ噴射された圧力水の前記舗装表面への各衝突位置と前記第1及び第2の吸引部の各吸引口とを略密閉空間に配置すると共に、該略密閉空間を、前記第1の噴射ノズルから噴射された圧力水が前記舗装表面に衝突する位置と前記第1の吸引部の吸引口とが配置された側と、前記第2の噴射ノズルから噴射された圧力水が前記舗装表面に衝突する位置と前記第2の吸引部の吸引口とが配置された側とに仕切り、さらに、仕切られた略密閉空間の内で一方の略密閉空間に流入する外気の流入量を他方の略密閉空間より多くしたことを特徴とする舗装の目詰まり物の除去装置。

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