特許
J-GLOBAL ID:200903018907335021

光学補償シート、偏光板及びツイステッドネマティック型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-207757
公開番号(公開出願番号):特開2003-021718
出願日: 2001年07月09日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、上下左右の斜め方向から見た場合のコントラスト低下、着色及び色味の反転を改善できる光学補償シートと偏光板及びそれを用いた液晶表示装置を提供することである。【解決手段】 各々の遅相軸が略直交している二軸性支持体と光学異方層を有する光学補償シートにおいて、RO(B)が20〜65nm、Rtが60〜200nm、Rt/RO(B)が2.0〜4.5の二軸性支持体とRO(LC)が50〜255nmの光学異方層を有し、二軸性支持体と光学異方層とのRO差〔RO(LC)-RO(B)〕が35〜70nm、RO比〔RO(LC)/RO(B)〕が2.5〜6.5nmであり、かつ光学異方層のRO(LC)の最大値を示す方向が、シート法線方向から20〜80°である光学補償シート。
請求項(抜粋):
光学的に二軸性の透明支持体及び少なくとも一層の光学異方層を有する光学補償シートにおいて、下記A〜Dのいずれの条件も満足することを特徴とする光学補償シート。A.該透明支持体が下式(1)で表されるリタデーション値〔R0(B)〕が20nm乃至65nmで、下式(2)で表されるリタデーション値〔Rt(B)〕が60nm乃至200nmで、該Rt(B)とR0(B)の比率〔Rt(B)/R0(B)〕が2.0乃至4.5であり、式(1)R0(B)=(Nx-Ny)×d〔式中、Nxは面内の最大屈折率、Nyは面内でNxと直交方向の屈折率、dは膜厚(nm)を表す。〕式(2)Rt(B)=((Nx+Ny)/2-Nz)×d〔式中、Nzは厚み方向の屈折率を表し、Nx、Ny、dは式(1)と同義である。〕B.該光学異方層がネマティック相を発現する液晶性化合物を配向させ、配向状態がモノドメインもしくは0.1μm以下のドメインで、その配向を固定化した層であり、C.該光学異方層のリタデーション値R0(LC)が50nm乃至255nmであり、該光学異方層の遅相軸と該透明支持体の面内遅相軸をシート面上に投影したときの両者のなす角度が80°乃至100°であり、該光学異方層のリタデーション値R0(LC)と該透明支持体のリタデーション値R0(B)の差〔R0(LC)-R0(B)〕が35nm乃至170nmで、かつその比〔R0(LC)/R0(B)〕が2.5乃至6.5であり、D.該光学異方層のリタデーション値R0(LC)の最大値を示す方向が、シート法線方向から20°乃至80°である。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/13363
FI (3件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/13363
Fターム (17件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB49 ,  2H049BC04 ,  2H049BC05 ,  2H049BC09 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FB02 ,  2H091HA07 ,  2H091LA17 ,  2H091LA19
引用特許:
審査官引用 (2件)

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