特許
J-GLOBAL ID:200903018909706825

準同期検波復調部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233957
公開番号(公開出願番号):特開平6-085864
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 デイジタル無線装置に使用する準同期検波復調部に関し、直交度誤差を最小にして、回線品質の劣化の防止を図ることを目的とする。【構成】 直交検波部分1、位相回転部分3、トランスバーサル等化部分4、制御信号生成部分5とを有する準同期検波復調部において、該制御信号生成部分からの制御信号を用いて、トランスバーサル等化部分からのIch, Qchの誤差信号に対して位相逆回転演算を行ってIch, Qchの逆回転誤差信号を取り出した後、更にIch, Qchのデイジタル信号との排他的論理和を取って可変容量制御信号を生成する制御部分6と、90度ハイブリッドで分岐して得たIch 用, Qch 用キャリアのうち、何れか一方のキャリアの位相を、印加する可変容量制御信号に対応して制御される可変容量素子7とを付加するように構成する。
請求項(抜粋):
入力した直交変調波を2分岐して得たIch, Qchの変調波を、印加した変調側キャリアと非同期の復調側キャリアを、90度ハイブリッドで分岐して得たIch 用, Qch 用キャリアを用いて検波し、Ich, Qchのベースバンド信号を取り出す直交検波部分(1) と、該Ich, Qchのベースバンド信号をIch, Qchのデイジタル信号に変換する第1,第2のアナログ/ デイジタル変換部分(2a, 2b)と、印加した制御信号を用いて、入力したIch, Qchのデイジタル信号に対して位相回転演算を行ってIch, Qchの復調データを取り出す位相回転部分(3) と、該位相回転部分の出力を等化して得たIch, Qchの等化データのうちの有効データおよび、極性ビットと誤差信号を送出するトランスバーサル等化部分(4) と、入力したIch の極性ビットとQch の誤差信号との排他的論理和、またはQch の極性ビットとIch の誤差信号の排他的論理和のうち、何れか一方の排他的論理和を累積加算して、該変調側キャリアと復調側キャリアの周波数差に対応する周波数を有し、位相が相互に90度異なる該制御信号を生成する制御信号生成部分(5) とを有する準同期検波復調部において、該制御信号生成部分からの制御信号を用いて、該トランスバーサル等化部分からのIch, Qchの誤差信号に対して位相逆回転演算を行ってIch, Qchの逆回転誤差信号を取り出した後、更に該Ich, Qchのデイジタル信号との排他的論理和を取って可変容量制御信号を生成する制御部分(6) と、該90度ハイブリッドで分岐して得たIch 用, Qch 用キャリアのうち、何れか一方のキャリアの位相を、印加する該可変容量制御信号に対応して制御する可変容量素子(7) とを付加したことを特徴とする準同期検波復調部。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H04J 11/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-116436
  • 特開昭55-052660
  • 特開平2-150145

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