特許
J-GLOBAL ID:200903018913848880
燃料電池システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-340301
公開番号(公開出願番号):特開平8-185877
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池システムにおける加湿水系についてのメンテナンスフリー化を図る。【構成】 燃料電池12を管路の一部とする冷却水循環路40には、水にエチレングリコールを混合した不凍液が循環しており、燃料電池12はこの不凍液で冷却される。冷却水循環路40には、限外ろ過膜を用いて不凍液から水を精製・分離する水分離装置44を備え、水のみの限外ろ過膜の透過により、冷却水循環路40を循環する不凍液からエチレングリコールを含まない水を精製し、この精製された水を冷却水循環路40から分離する。そして、精製・分離された水は、メタノール改質装置20と燃料電池12との間の加湿器18に、水素ガス加湿用の水として供給され、この加湿器18にて貯留される。つまり、加湿器18における水素ガス加湿用の水は、不凍液から精製・分離を経て調達される。
請求項(抜粋):
水素を含有するガスの供給を受け、該水素含有ガスを燃料ガスとする燃料電池を有する燃料電池システムであって、水に凝固点降下剤を混合した不凍液を、前記燃料電池を管路の一部とする冷却水系で循環させ、前記燃料電池を冷却する冷却手段と、前記燃料電池に供給される水素含有ガスを、燃料電池に到る管路において加湿するガス加湿手段と、前記冷却水系の循環経路に設けられ、循環する前記不凍液から前記凝固点降下剤を含まない水を精製し、該精製した水を前記冷却水系から分離する分離手段と、該分離した水を、前記循環経路から分岐した経路を経て前記ガス加湿手段にガス加湿用の水として供給する加湿水供給手段とを備えることを特徴とする燃料電池システム。
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