特許
J-GLOBAL ID:200903018925950213

低遅延CELP符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-266900
公開番号(公開出願番号):特開平7-050586
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 音声および類似信号のための符号励起線形予測に基づく低ビット速度(一般に8kbit/s)低遅延デジタル符号器/復号器を与える。【構成】 コードブックの利得および短期合成フィルタのパラメータのための後方適応調節、ならびに長期(長ピッチ)合成フィルタのパラメータに対する前方適応調節を特徴とする。ピッチ・パラメータの高効率かつ低遅延の展開および量子化により、従来の符号化方式の遅延のごく一部に相当する総体的遅延しか許さず、低ビット・レートで同等の音声品質を得る。
請求項(抜粋):
Rキロビット/秒の速度で標本化される入力信号の標本からなるFミリ秒のフレームをDミリ秒の符号化遅延で符号化する方法において、それぞれのインデックス信号を有する複数のコードブック・ベクトルの各々に対し、利得調整されたベクトルを生成するために、利得因子により前記ベクトルを調整するステップと、合成された候補信号を生成するために、前記入力信号の長期的特性を反映する長期フィルタおよび前記入力信号の短期的特性を反映する短期フィルタの従属接続に前記の利得調整されたベクトルを適用するステップと、前記フレームの標本化された入力信号を最適に近似する候補信号を決定するために、前記候補信号の各々を前記フレームの標本化された入力信号と比較する比較ステップと、前記フレームの標本化された入力信号を最適に近似する候補信号に対応するインデックスを前記フレームの後の復号に利用できるようにするステップと、前記の長期フィルタに対するフィルタ・パラメータを展開する長期パラメータ展開ステップと、前記の長期フィルタに対するフィルタ・パラメータを前記フレームの後の復号に利用できるようにする長期パラメータ利用ステップと、前記の短期フィルタに対するフィルタ・パラメータを後方適応によって展開する短期パラメータ展開ステップとを備えたことを特徴とする低遅延CELP符号化方法。
IPC (2件):
H03M 7/00 ,  H03M 1/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-179100
  • 特開昭63-214032

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