特許
J-GLOBAL ID:200903018936896970

光受信器の誤り率調整方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235046
公開番号(公開出願番号):特開平6-085752
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 光受信器の誤り率調整方式に関し、温度変動、電源変動等に対して最適な3R機能の調整値を自動的に設定可能な光受信器の誤り率調整方式の提供を目的とする。【構成】 誤り率測定部170 の出力の誤り率信号を入力して、受光素子100 の増倍率と等化増幅器200 の利得を最適値に調整するための信号、及び識別回路300における識別レベルを周囲温度における最適値に調整するための信号をそれぞれ出力して該等化増幅器に加え、及びタイミング回路400 の出力クロックの位相を周囲温度における最適値に調整するための信号を出力して該タイミング回路に加える演算処理部130 と、各周囲温度における該受光素子の増倍率、該等化増幅器の利得、識別レベル、及びタイミングクロックの位相の各最適調整値を記憶する記憶部150 とを設け、通信中の任意の時間に該記憶部に記憶したデータを読み出して、誤り率の値を常時所定の範囲に自動設定するように構成する。
請求項(抜粋):
入力光信号を所定の増倍率で電気信号に変換して出力し、該増倍率が出力光信号により可変できる受光素子(100) と、該受光素子の出力パルスをパルスの有無が判定できる程度まで増幅して出力する等化増幅器(200) と、該等化増幅器の出力パルスからパルスの有無を判定する時点を設定するためのクロックを出力するタイミング回路(400) と、該等化増幅器の出力パルスの波形に対して、該タイミング回路の出力クロックのタイミングで識別再生を行う識別回路(300) とを有する光受信器であって、該光受信器の後段に接続された誤り率測定部(170) で、該光受信器の出力信号の誤り率を測定して該誤り率の値を所定の範囲に設定する光受信器の誤り率調整方式において、前記誤り率測定部(170) の出力の誤り率信号を入力して前記誤り率の値を所定の範囲に設定するように、前記受光素子(100) の増倍率と前記等化増幅器(200)の利得を最適値に調整するための信号を出力して前記等化増幅器に加え、及び前記識別回路(300) における識別レベルを周囲温度における最適値に調整するための信号を出力して前記等化増幅器に加え、及び前記タイミング回路(400) から出力するタイミングクロックの位相を周囲温度における最適値に調整するための信号を出力して前記タイミング回路に加える演算処理部(130) を設け、前記受光素子(100) の増倍率と前記等化増幅器(200) の利得、該識別レベル、及びタイミングクロックの位相の調整を所定回数繰り返して、前記誤り率の値を所定の範囲に設定するようにしたことを特徴とする光受信器の誤り率調整方式。
IPC (2件):
H04B 10/04 ,  H04L 1/00

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