特許
J-GLOBAL ID:200903018946374816

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350364
公開番号(公開出願番号):特開平11-183606
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 従来の合成開口レーダ(SAR:Synthetic Aperture Radar)では、地形や人工構造物といった静止目標の画像化は可能であるが、移動目標の画像化を行うことができなかった。移動目標を画像化する逆合成開口レーダ(ISAR:Inverse SAR)においても、同一ビーム幅内に移動目標とクラッタ(静止目標や他の移動目標)が混在している場合、ビデオ信号上で目標の信号のみを分離することができないため、移動目標の画像化が困難であった。【解決手段】 SARの画像からオペレータに指示された移動目標の画像を取り出す目標抽出器を設ける。取り出された画像について、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理を行うことにより受信信号を復元する。この信号には移動目標の信号のみが含まれており、この信号に基づき、オートフォーカス処理を行うことにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化を補正する。
請求項(抜粋):
周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ-AZの2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、移動目標の画像をレーダ画像から取り出す目標抽出器と、上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理器と、上記逆高速フーリエ変換した信号について移動目標のレンジ移動量及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標の画像化を行う高速フーリエ変換処理器とを具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-201180
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-096402   出願人:防衛庁技術研究本部長, 三菱電機株式会社

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