特許
J-GLOBAL ID:200903018953324107

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-169707
公開番号(公開出願番号):特開平7-007941
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 入力電圧の差による過電流保護の動作点の差を自在に調整すること。【構成】 コンデンサC2 の電荷の放電を阻止するダイオードD4 ,D5 を、抵抗R9 ,R3 の回路にそれぞれ挿入接続する。過電流保護の動作開始付近においては、スイッチング素子Q1 のオン期間中のコンデンサC2 の充電経路は、ダイオードD5 、抵抗R3 の直列回路、及びダイオードD4 、抵抗R9 、ツエナーダイオードD3 の直列回路の2経路となる。そして、スイッチング素子Q1 のオフ期間中のコンデンサC2 の放電経路は、上記ダイオードD4 ,D5 の存在により上記直列回路を介しての放電はできず、自然放電としている。上記充電経路でコンデンサC2 の充電を行うことのみで(抵抗R3 ,R9 の値を適宜設定することで)、入力電圧の大小の差による過電流保護の動作点の差を自在に調整することができる。
請求項(抜粋):
1次巻線、出力巻線及び帰還巻線を有する出力トランスと、上記出力トランスの1次巻線に一端が接続され帰還巻線に制御端子を接続した発振用のスイッチング素子と、出力トランスの出力巻線に接続された整流回路と、この整流回路の出力側に設けられ出力電圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路からの信号を受けて出力電圧の定電圧制御と出力電流の過電流制御を行う制御回路とを備え、該制御回路を、上記スイッチング素子の制御端子とアース間に並列に接続した制御用トランジスタと、上記電圧検出回路の信号量に応じてインピーダンスを変化させるインピーダンス要素と、上記制御用トランジスタのベース・エミッタ間に接続され、上記インピーダンス要素の充電時定数によりスイッチング素子のオン時に充電されて上記制御用トランジスタをオンしてスイッチング素子をオフさせると共に、該スイッチング素子のオフ時には上記出力トランスの帰還巻線により発生する電圧により上記充電方向とは逆方向に充電されるコンデンサと、出力電流の過電流時において上記インピーダンス要素の値が大となった時にスイッチング素子のオン、オフ時に応じて上記コンデンサを所定の時定数で充電したり放電させる第1の抵抗と、この第1の抵抗と並列に接続され、正方向と逆方向でインピーダンスが変わるツエナーダイオード及び第2の抵抗との直列回路とで構成したリンギング・チョーク・コンバータ方式のスイッチング電源装置において、上記第1の抵抗及び、第2の抵抗とツエナーダイオードとの直列回路を介してコンデンサの電荷がそれぞれ放電される放電経路に該放電を阻止する方向にダイオードを設けたことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/338 ,  H02M 3/28 ,  H02M 7/537
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-046562
  • 特開平4-200272

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