特許
J-GLOBAL ID:200903018959568725
スペクトラム拡散通信装置およびその制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
鈴江 武彦
, 村松 貞男
, 坪井 淳
, 橋本 良郎
, 河野 哲
, 中村 誠
, 河井 将次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-196951
公開番号(公開出願番号):特開2004-040613
出願日: 2002年07月05日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】スリープ期間の測定を主として低速かつ低精度なクロック信号を用いて行ったとしても、着信情報を受信するのに適正なタイミングでスリープから起き上がることを可能とする。【解決手段】スリープ期間は、その一部を高速クロックを第1高速カウント部4および第2高速カウント部5によりカウントすることにより、また残りを低速クロック信号を低速カウント部6によりカウントすることによりその終了が管理される。このとき、高速クロック信号をカウントする高速カウント数および低速クロック信号をカウントする低速カウント数は、重心判定部14d、補正重心決定部14e、補正値決定部14f、スリープ時間算出部14g、低速カウント数算出部7および高速カウント数算出部8により複数のパスのタイミングの分布における重心の変化に基づいて補正する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
それぞれが複数のセルのいずれかに属した基地局との間でスペクトラム拡散通信方式による無線通信を行うもので、かつ待ち受け中には既知のタイミングで着信情報が前記基地局より送られてくる通信システムにて用いられるスペクトラム拡散通信装置において、
前記着信情報を受信する受信手段と、
待ち受け中のセルに属する基地局からの送信信号に関する複数のパスについてそのタイミングおよびエネルギを検出する検出手段と、
前記受信手段および前記検出手段を前記着信情報の到来タイミングを避けて定められる所定のスリープ期間を挟んで間欠的に動作させる制御手段と、
前記検出手段により検出された各パスのタイミングおよびエネルギに基づいて前記複数のパスのタイミングの分布における重心を判定する判定手段と、
補正タイミングを、前記判定手段により1つ前の動作期間にて判定された重心のタイミングとのタイミング差が所定の下限時間および上限時間を超えない範囲で前記判定手段により1つ前の動作期間にて判定された前記重心のタイミングおよび最新の動作期間に前記判定手段により判定された前記重心のタイミングに基づいて決定する第1決定手段と、
補正値を、最新の動作期間に前記第1決定手段により決定された前記補正タイミング、1つ前の動作期間に前記第1決定手段により決定された前記補正タイミング、ならびに1つ前の動作期間に決定した前記補正値とに基づいて決定する第2決定手段と、
所定周波数の第1クロック信号を発生する第1発生手段と、
前記第1クロック信号よりも低い所定周波数の第2クロック信号を発生する第2発生手段と、
前記スリープ期間の一部である第1期間を前記第1クロック信号をカウントすることで計時する第1計時手段と、
前記スリープ期間のうちの前記第1期間以外の期間である第2期間を前記第2クロック信号をカウントすることで計時する第2計時手段と、
前記第1期間を計時するために前記第1計時手段がカウントする第1カウント数および前記第2期間を計時するために前記第2計時手段がカウントする第2カウント数を前記補正値に基づいて決定する第3決定手段とを具備し、
かつ前記制御手段は、前記第1計時手段および前記第2計時手段が前記第1期間および前記第2期間をそれぞれ計時し終えた時点を前記スリープ期間の終了タイミングとするスペクトラム拡散通信装置。
IPC (3件):
H04B1/69
, H04B7/26
, H04Q7/38
FI (4件):
H04J13/00 C
, H04B7/26 109L
, H04B7/26 N
, H04B7/26 X
Fターム (11件):
5K022EE01
, 5K022EE31
, 5K067AA33
, 5K067BB41
, 5K067CC10
, 5K067DD43
, 5K067DD44
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067GG11
, 5K067HH22
引用特許:
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