特許
J-GLOBAL ID:200903018966871034

ポリ塩化ビニール樹脂を含有する廃プラスチックスの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245127
公開番号(公開出願番号):特開平11-080746
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 ポリ塩化ビニール樹脂を含有する廃プラスチックスを化学的に分解処理し、ポリ塩化ビニール樹脂中に含有されている塩素分を除去し、塩素を含まない良質の燃料を得ると共に、ポリ塩化ビニール樹脂の分解によって生成した塩化水素を、高純度の塩酸または塩化物として回収する。【解決手段】 ポリ塩化ビニール樹脂を含有する廃プラスチックスを、溶融槽4において化学的に分解処理し燃料を得ると共に、ポリ塩化ビニール樹脂の分解によって生じた塩化水素を、吸収塔5において塩酸または各種塩化物として回収し、次いで精製処理槽8において、回収された塩酸または各種塩化物の水溶液中に過酸化水素を添加し、塩酸または各種塩化物の水溶液中に含有されている有機物を、過酸化水素と反応させて酸化分解し除去する。
請求項(抜粋):
ポリ塩化ビニール樹脂を含有する廃プラスチックスを化学的に分解処理して、固体または液体の燃料を得ると共に、前記ポリ塩化ビニール樹脂の分解によって生じた塩化水素を、塩酸または各種の塩化物として回収する廃プラスチックスの処理方法において、前記回収された塩酸または各種塩化物の水溶液に過酸化水素を添加し、前記塩酸または各種塩化物の水溶液中に含有されている有機物を、前記過酸化水素と反応させて酸化、分解し除去することにより、高純度の塩酸または各種塩化物として回収することを特徴とする、ポリ塩化ビニール樹脂を含有する廃プラスチックスの処理方法。
IPC (11件):
C10G 1/10 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C08J 11/00 ,  C08J 11/10 CEV ,  C08J 11/12 CEV ,  C08J 11/16 CEV ,  C10L 5/48 ,  B29K 27:06 ,  B29K105:26
FI (9件):
C10G 1/10 ,  A62D 3/00 ZAB ,  C08J 11/00 ,  C08J 11/10 CEV ,  C08J 11/12 CEV ,  C08J 11/16 CEV ,  C10L 5/48 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A

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