特許
J-GLOBAL ID:200903018970685598

加熱装置及び画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167479
公開番号(公開出願番号):特開平9-016004
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【課題】 搬送される記録材に密着されるフィルムとして、低消費電力化・低コスト化を実現する金属製フィルムを用いると共に、電流リークの発生を防止する。【解決手段】 ヒータ支持体21に支持された加熱体20は、アルミニウム板23とガラス質の被覆層24と抵抗発熱体29からなる。金属フィルム25は、矢印方向に周回し、アルミニウム板23の円弧形状面上を摺動する。加圧ローラ28が矢印方向に回転すると、記録材Pは、金属フィルム25と加圧ローラ28とに挟持されて矢印方向に搬送されて定着される。その際、金属フィルム25は、加熱体前面領域Lで加熱体20に密着しているため、未定着トナー画像Tを担持した記録材P、圧接ニップ部Nに到着する前に加熱体前面領域Lを通過する過程で前加熱される。続いて、記録材Pは、圧接ニップ部Nを通過する過程で本加熱されて、未定着トナー画像Tの加熱溶融定着が行なわれる。
請求項(抜粋):
固定ヒータと、このヒータと摺動する金属フィルムと、この金属フィルムとニップ部を形成する加圧部材とを有し、金属フィルムと加圧部材間で被加熱材を挟持搬送しながら被加熱材を加熱する加熱装置において、上記ヒータは金属層と絶縁体層を少なくとも1層ずつ含む2層以上の層構造をなし、上記絶縁体層上に発熱体が形成され、上記金属層表面が上記金属フィルムの摺動面となるように構成されることを特徴とする加熱装置。

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