特許
J-GLOBAL ID:200903018971981247

イベント順序補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092116
公開番号(公開出願番号):特開平10-283276
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 遅延の大きいクライアント計算機からのイベントが不必要に待たされることなく、最短の待機時間でイベントの順序補正を可能にする。【解決手段】 各クライアント計算機とサーバ計算機間の通信遅延時間diを計測し(110)、その最大通信遅延時間dMAXを決定し(120)、各クライアント計算機毎に、dMAXとdiとの差Iiを計算し、当該クライアント計算機のイベント蓄積時間とする(130)。各クライアント計算機はイベントに送出時刻を付与してサーバ計算機へ送信する。サーバ計算機では、到着したイベントEiについて、その到着時刻TiからIiの時間だけキューに蓄積して、送出時刻順にソートし(150,160)、蓄積時間を越えたイベントを上位処理ルーチンへ渡す(170,180)。
請求項(抜粋):
複数のクライアント計算機が通信回線あるいはネットワークを介してサーバ計算機と接続されたクライアント・サーバ・システムにおいて、各クライアント計算機及びサーバ計算機の時刻が一致している環境で、各クライアント計算機からサーバ計算機に対して送出されたイベントの処理順序を補正する方法であって、各クライアント計算機は、送出時の時刻を付与してイベントをサーバ計算機へ送信し、サーバ計算機は、各クライアント計算機の通信遅延時間を計算して、その通信遅延時間の中で最大の通信遅延時間(以下、最大通信遅延時間という)を求め、到着したイベントについて、前記最大通信遅延時間と当該イベントを送信したクライアント計算機の通信遅延時間との差をイベント順序補正期間として該期間だけ蓄積して、当該イベントに付与されている送信時刻に基づいてソートする、ことを特徴とするイベント順序補正方法。
IPC (2件):
G06F 13/00 351 ,  G06F 13/00 357
FI (2件):
G06F 13/00 351 C ,  G06F 13/00 357 Z

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