特許
J-GLOBAL ID:200903018973288735

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278246
公開番号(公開出願番号):特開平8-112277
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 同一被検体の複数領域の所望のCR像の撮像を短時間に行う。【構成】 ガントリ2の開口部23には対向して回動されるX線管25とX線検出器26とが取り付けられ、被検体Mは天板12の水平移動でガントリ2の開口部23内に挿抜される。設定盤3からは同一被検体Mの複数の撮像領域と、各撮像領域ごとのX線管25の配置角度が設定される。制御部5は設定データに従って、最初の撮像領域のCR像を、その撮像領域のX線管25の配置角度からX線を照射して撮像し、その撮像領域のCR像撮像に続けて、次の撮像領域のCR像を、その撮像領域のX線管25の配置角度からX線を照射して撮像し、以後同様に、設定された撮像領域全てのCR像を一連の動作で撮像する。得られたCR像はモニタ6に表示され、それを観察して術者はスライス計画を立てる。
請求項(抜粋):
(a)被検体挿入用の円筒状の開口部が設けられ、前記開口部に対向されて取り付けられたX線管とX線検出器とを、前記開口部の周方向に、対向状態を維持しつつ回動させるガントリと、(b)被検体を載置し、前記ガントリの開口部内に前記被検体を挿抜する天板を備えたベッドと、(c)同一被検体の複数個所の撮影領域と、前記各撮影領域に対する前記X線管の配置角度(前記天板上の被検体に対する前記X線管の配置位置)とを設定する設定手段と、(d)前記設定された最初の撮像領域の一端側を前記X線管と前記X線検出器による撮像中心に位置させるように前記天板を移動させるとともに、前記設定されたその撮像領域の前記X線管の配置角度に前記X線管を配置させるように回転させ、前記配置角度に配置されたX線管からX線を照射しながら、前記撮像中心に位置する前記最初の撮像領域内の位置を、その撮像領域の一端側から他端側に変位させるように天板を移動させて、最初の撮像領域のCR(スカウトビュー)像を撮像し、次に、前記設定された次の撮像領域の一端側を前記撮像中心に位置させるように前記天板を移動させるとともに、前記設定されたその撮像領域の前記X線管の配置角度に前記X線管を配置させるように回転させて、前記最初の撮像領域のCR像の撮像と同様の動作で、次の撮像領域のCR像を撮像し、以後同様に、前記設定された各撮像領域のCR像を、それぞれの撮像領域のX線管の配置角度からX線を照射しながら撮像する制御を行う制御手段と、(e)前記制御手段に制御されて得られた各撮像領域のCR像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 371 ,  A61B 6/03 323

前のページに戻る