特許
J-GLOBAL ID:200903018978623168

感震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-308778
公開番号(公開出願番号):特開2001-124620
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 簡単かつ確実に震動の大きさや方向を検出することができ、しかも経済的な感震装置の提供を目的とする。【解決手段】 ケーシング3内の収納された感震球1は、常時は該ケーシングの内底面中央部に位置するとともに、各小球7に近接離間状態となされている。この状態において地震等によりケーシング3が震動すると、感震球1がケーシング3内で転動し、その転動に伴って感震球1が対応位置の小球7に接触して押し上げる。この小球の上昇作動によって下側電極片8の可動接片8bが押し上げられ、該接片8bが上側電極片9に接触することによって開閉スイッチ10が閉の状態となり、演算回路20がオン状態となる。また、前記小球7の上昇作動に伴って、圧電膜21は小球7の押上圧力に応じて電圧を発生し、該電圧に基づいて演算回路20が震度の大きさと方向を求める。
請求項(抜粋):
ケーシング内に感震球が転動自在に収納されると共に、該感震球の上部にその転動に伴って開閉作動されるスイッチ部が設けられてなる感震装置において、前記スイッチ部が、互いに等角度をなすように放射状に延びた可動接片を有する下側電極片とその上部に近接離間状態に配置された上側電極片とよりなる開閉スイッチと、前記各可動接片と前記感震球との間にそれぞれ上下移動自在に配設され、感震球の転動時に前記可動片を上側電極片に接触させるように押上作動せしめる接片作動用小球と、前記下側電極片の可動接片の表面であって前記小球と接触可能な位置に設けられ、該小球の押上圧力に応じて電圧を発生する圧電材料とで構成される一方、前記圧電材料で発生した電圧に基づいて震度の大きさや方向を求める演算回路が設けられていることを特徴とする感震装置。
IPC (2件):
G01H 1/00 ,  H01H 35/14
FI (3件):
G01H 1/00 S ,  G01H 1/00 E ,  H01H 35/14 A
Fターム (10件):
2G064AB19 ,  2G064BB10 ,  2G064BB16 ,  2G064BB61 ,  2G064BB64 ,  2G064BD18 ,  5G056BD04 ,  5G056BD13 ,  5G056BD22 ,  5G056BD31

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