特許
J-GLOBAL ID:200903018982356832

溶媒抽出方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343396
公開番号(公開出願番号):特開2001-159591
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】少ない溶媒に多量の試料溶液を接触させることができ、抽出後の溶媒の濃縮が殆ど不要か若しくは少しの濃縮で分析に供することができる溶媒抽出方法及びその装置の提供。【解決手段】高速回転駆動源によって高速回転自在で、内面が有底円筒状をした抽出槽10内の底部から上方に間隔を隔てた円筒内周面位置に、その内周面から立ち上がらせたリング状の溢流堰13を備え、その上側に排液孔11を開口させるとともに、抽出槽10の上部開口から挿入した注液路から所定量の溶媒を注入するとともに、溶媒が遠心力によって溢流堰13の下側の円筒内周面に沿って溶媒層が形成されるように該抽出槽を高速回転させつつ前記注液路又は別の注液路から液体試料を抽出槽底部に連続注入することにより、液体試料を液体溶媒層の表面に接触して上昇させ、溢流堰13から溢れた液体試料を排液孔16から排出させる。
請求項(抜粋):
円筒状の内周面を持つ抽出槽内に、抽出しようとする物質を含む液体試料より比重の大きい溶媒を所定量だけ収容し、該抽出槽を高速回転させ、その遠心力によって該抽出槽の円筒状内面に沿った溶媒層を形成させ、その抽出槽内に液体試料を連続して注入することにより、該液体試料を前記溶媒層の表面に接触した試料層を形成させつつ該試料を前記溶媒層の一端側から他端側に移動させて抽出槽外に流出させることを特徴としてなる溶媒抽出方法。
IPC (2件):
G01N 1/10 ,  B01D 11/04 103
FI (2件):
G01N 1/10 F ,  B01D 11/04 103
Fターム (4件):
4D056AB18 ,  4D056AC01 ,  4D056BA09 ,  4D056CA05

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