特許
J-GLOBAL ID:200903018982532800

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305506
公開番号(公開出願番号):特開平6-160514
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 パルスドップラフィルタによる信号の検出において、ドップラフィルタバンクの有するフィルタレスポンスに起因する目標の検出レベルの劣化、すなわち目標信号対雑音比の損失を改善することを目的とする。【構成】 第2のドップラフィルタバンク7に入力するデータに対してあらかじめ、ドップラフィルタ4の周波数間隔の1/2だけ周波数をシフトする処理を施し、その後第2のドップラフィルタバンク7により目標検出を行い、この結果を第1のドップラフィルタバンク5による検出結果と比較し、信号レベルの大きい方の結果を選択するセレクタ8を設けたものである。
請求項(抜粋):
パルス繰返し周波数をPRF、パルスのヒット数をNとすると、パルスヒット方向のN個(N=1,2,......)の入力データに対しそれぞれに位相回転を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個のドップラフィルタを有する第1のドップラフィルタバンクと、全入力データに対しPRF/2Nのドップラ周波数シフトを行う周波数シフト部と、前記周波数シフト部の出力データに対し前記第1のドップラフィルタバンクと同様にパルスヒット方向のN個のデータ列にそれぞれに位相回転を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個のドップラフィルタを有する第2のドップラフィルタバンクと、前記第1のドップラフィルタバンクと前記第2のドップラフィルタバンクの両方の出力データを入力し同一目標に対し検出した信号レベルの大きい方のドップラフィルタバンクの出力を選択するセレクタ部とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。

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