特許
J-GLOBAL ID:200903018983039210
ドレンプラグとして有用なファスナ組立体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058032
公開番号(公開出願番号):特開平6-042324
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 製造上の寸法公差が累積された場合でも確実にシールでき、特に自動車のオイルパンのドレンプラグとして油もれを防ぎ、機関の損傷を未然に防止するファスナ組立体を提供する。【構成】 本発明のファスナ組立体10は頭部30、座金32、シャンク34を一体に含み、アンダーカットした環状凹所40にシールリング22を嵌め、金属製ワーク12のねじ孔16に嵌め込まれる。応力を受けていない状態のシールリング22のシール部60の厚さはアンダーカットした環状凹所40の深さの4/3とし、ウェブ62の厚さは前記凹所の深さの半分とし、前記凹所の内側円筒面46と外側円筒面44との距離は凹所深さの3倍とするのが望ましい。
請求項(抜粋):
シール面と、該シール面から開口するねじ孔とを有する金属製ワークへ装着可能なファスナ組立体において、(a)頭部と、該頭部に隣接し軸線を限定するシャンクとを有する金属ねじを備え、該頭部が、凹所体積及び凹所深さを限定するアンダーカットした環状凹所を有し、前記シャンクが、大きい方の直径を持つねじ部を有し、更に、(b)シール部分と、該シール部分から延びる隣接部分とを有するシールリングを備え、該シールリングが、弾性材料から作られて、前記凹所体積よりもかなり小さい体積を有する様に作られ、前記ファスナ組立体が前記ワークへ装着される以前に前記シール部分が前記凹所から軸方向へ延びる様に、該シールリングが、該凹所内に設置され、前記隣接部分が、該ファスナ組立体を該ワークへ装着する以前にシールリングを該凹所内に同心状に位置決めし、前記頭部が金属対金属の接触で該ワークの前記シール面に当接するまで、前記シャンクのねじ部が前記ねじ孔にねじ込まれ、従って、該シールリングが凹所に押込められ、前記シール部分が該ワークのシール面にシールを形成するために軸方向へ圧縮される様に、該ファスナ組立体が、該ワークへ装着可能であり、前記凹所体積が、前記金属ねじ、シールリング及び金属製ワークにおける累積する寸法公差の広い範囲にわたって該シールリングの総てを収容する様に該凹所に押込まれる際の該シールリングの体積よりも充分に大きいファスナ組立体。
IPC (2件):
前のページに戻る