特許
J-GLOBAL ID:200903018992959985

潜熱蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325799
公開番号(公開出願番号):特開平6-173679
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の冷却水経路中に設けられ昇温時に蓄えた潜熱を再始動時に放出して内燃機関の早期暖機を図る潜熱蓄熱装置に関し、潜熱蓄熱材のバイパス通路を設けて要求される循環水量を常に確保することを目的とする。【構成】 内燃機関10の冷却水経路11中にポンプ12,ラジエタ13と直列に潜熱蓄熱材16を設ける。潜熱蓄熱材16は冷却水が昇温している間に潜熱を蓄え、内燃機関10の再始動時にその潜熱を放出する。潜熱蓄熱材16をバイパスするバイパス通路17を設ける。バイパス制御バルブ18は要求循環流量検出回路19に基づいてバイパス通路17の導通を制御する。要求循環流量検出回路19は水温センサ20の検出値が所定の温度を越えたらバイパス制御バルブ18を開弁させる。
請求項(抜粋):
内燃機関の冷却水の経路中に、冷却水を流出するポンプ及び冷却水を放熱させるラジエタと直列に潜熱蓄熱材を配設し、前記内燃機関が昇温している間に冷却水の熱を前記潜熱蓄熱材の潜熱として蓄え、前記内燃機関の再始動時に蓄えた潜熱を放出して前記内燃機関の早期暖機を図る潜熱蓄熱装置において、前記潜熱蓄熱材をバイパスするバイパス通路と、該バイパス通路の導通を制御するバイパス制御バルブと、前記内燃機関のオーバヒート防止に必要な冷却水の循環流量を検出し、要求される流量が所定の流量以上となった場合に前記バイパス制御バルブを開弁させる要求循環流量検出手段とを備えることを特徴とする潜熱蓄熱装置。
IPC (4件):
F01P 3/20 ,  F01P 7/16 502 ,  F02N 17/06 ,  F28D 20/00

前のページに戻る