特許
J-GLOBAL ID:200903018999391046

燃料過給油防止システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014393
公開番号(公開出願番号):特開平8-014115
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 高価な電磁弁および電磁弁の制御回路を特別に必要としない燃料過給油防止システムを提供すること。【構成】 給油口と燃料遮断弁とを備えた燃料タンクにおいて、燃料遮断弁とキャニスターとの間にチェック弁を介して燃料蒸気回収配管が形成され、燃料遮断弁とチェック弁との間に切替弁が配されている燃料過給油防止システム。切替弁の弁箱体32が、ダイアフラム37で上・下室に区画されている。上室34には給油口12と導通する信号口38、及び、キャニスター20と連通する蒸気流出口40を備え、下室36は燃料遮断弁14を介して燃料タンク16と連通する蒸気流入口42を備え、上室34は信号口38及び蒸気流出口40とにそれぞれ連通する内側室44と外側室46とに隔壁48で区画され、隔壁48に下端にシールリング50が形成されるとともに、ダイアフラム37の従動板52のシールリング当接部位に通気孔54が形成されている。
請求項(抜粋):
給油口及び燃料遮断弁を備え、前記燃料遮断弁とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以上となったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回収配管が形成され、前記燃料遮断弁とチェック弁との間の燃料蒸気回収配管に切替弁が配されている構成の燃料過給油防止システムにおいて、前記切替弁が、弁箱体と弁箱体を上・下室に区画するダイアフラムとからなり、前記上室は給油口の上方部と連通する信号口、及び、キャニスターと連通する燃料蒸気流出口を備え、前記下室は燃料遮断弁を介して燃料タンクと連通する燃料蒸気流入口を備え、前記上室は信号口及び燃料蒸気流出口にそれぞれ連通する内側室と外側室とに筒状隔壁で区画され、該筒状隔壁に下端にシールリングが形成されるとともに、前記ダイアフラムの従動板の前記シールリング当接部位に一個または複数個の通気孔を形成し、タンク内が設定値以上になったときに、前記ダイアフラム従動板が上方へ移動して前記シールリングに当接して前記通気孔が閉じる様に構成されていることを特徴とする燃料過給油防止システム。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  B60K 15/01 ,  F02M 37/00 301

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