特許
J-GLOBAL ID:200903019004683755

α-スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-340245
公開番号(公開出願番号):特開平8-188567
出願日: 1994年12月29日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 色調にすぐれたα-スルホ酸脂肪酸の糖エステルを収率よく製造する方法を提供する。【構成】 下記一般式(1)で表わされるα-スルホ脂肪酸誘導体の製造方法において、下記一般式(2)で表わされる糖誘導体と、下記一般式(3)で表わされるα-スルホ脂肪酸エステルとをアルカリ性触媒の存在下で反応させることを特徴とする前記方法。(前記式中、Z-(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊離水酸基を有する糖(Z-(OH)q)においてそのq個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反応に関与して形成された糖残基を示し、R1及びR4は鎖状脂肪族基、R2は脂肪族基、R3及びR5はアルキレン基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオンを各示す。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(前記式中、Z-(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊離水酸基を有する糖(Z-(OH)q)においてそのq個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反応に関与して形成された糖残基を示し、〔(R1O)-(R3O)t〕は前記糖残基のアノメリック位に結合し、〔(R4O)-(R5O)u〕及び〔OCOCH(SO3M)R2〕sは糖残基のアノメリック位以外の位置に結合し、R1及びR4は炭素数1〜30の鎖状脂肪族基、R2は炭素数4〜30の脂肪族基、R3及びR5は炭素数1〜4のアルキレン基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオンを各示し、qは3以上の数、wは0又は1以上の数、sは1以上の数、t及びuは0〜20の数を各示し、(w+1+s)はq以下である)で表わされるα-スルホ脂肪酸誘導体の製造方法において、下記一般式(2)【化2】(式中、Z-(OH)q-w-1は分子中にq個の遊離水酸基を有する糖(Z-(OH)q)においてそのq個の遊離水酸基のうちの(w+1)個が反応に関与して形成された糖残基を示し、R1、R3、R4、R5、q、t、u及びwは前記と同じ意味を有する)で表わされる糖誘導体と、下記一般式(3)【化3】(式中、R6は低級アルキル基を示し、R2及びMは前記と同じ意味を有する)で表わされるα-スルホ脂肪酸エステルとをアルカリ性触媒の存在下で反応させることを特徴とする前記方法。
IPC (5件):
C07C309/17 ,  A61K 7/075 ,  A61K 7/50 ,  C07H 13/06 ,  C11D 1/28

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