特許
J-GLOBAL ID:200903019008295059

管状材の肉厚測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282233
公開番号(公開出願番号):特開平6-109457
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 管状材の平均肉厚を熱間オンライン等にて連続的に自動測定するに際し、特に厚肉管状材での測定精度を向上すること。【構成】 管状材の放射線透過量から平均肉厚寸法を測定する装置において、理論透過係数と実測透過係数を求める管状材の断面範囲を、放射線が実質的に透過する範囲内にて定めるもの。
請求項(抜粋):
管状材を挟んで対置される放射線源及び放射線検出器を有してなり、該放射線源から放射された放射線が該管状材の断面をよぎって該検出器に入射され、この検出器において検出された放射線計数量から該管状材の平均肉厚寸法を測定する、管状材の肉厚測定装置において、理論透過係数CNtD*と実測透過係数CNtD を求める管状材の断面範囲を、放射線が実質的に透過する範囲内にて定めるものとし、(A) サンプル管校正によって、各サンプル管の外径毎に、理論透過係数CNtD*と実測透過係数CNtD との相関特性を求め、(B) 被測定管の外径について、上記(A) の結果を補間することにより、理論透過係数CNtD*と実測透過係数CNtD との相関特性を求め、(C) 被測定管について、肉厚tと理論透過係数CNtD*との相関特性を求め、(D) 被測定管についての実測により、実測透過係数CNtD を求めた後、上記(B) の相関特性に基づいて今回の被測定管についての理論透過係数CNtD*を求め、更に上記(C) の相関特性に基づいて今回の被測定管についての肉厚tを求めることを特徴とする管状材の肉厚測定装置。

前のページに戻る