特許
J-GLOBAL ID:200903019009361551
トラッキングエラー信号生成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120284
公開番号(公開出願番号):特開平5-314522
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 ディスクの種類や状態のばらつきによりトラッキングエラー検出用2分割光検知器の出力信号のレベルがばらついても安定なトラッキングサーボを行うことができるトラッキングエラー信号生成装置を得る。【構成】 トラッキングエラー検出用の第1の2分割光検知器17の2つの出力信号と、対物レンズ位置検出用の第2の2分割光検知器33、2つの出力信号の増幅ゲインを設定するゲイン設定手段38,40とを備え、第1の2分割光検知器17の差動出力がディスク上のトラッキングエラーに対して一定のゲインを有するとともに定常オフセット分が0となるゲインに、また、第2の2分割光検知器33の差動出力の定常オフセット分が0であって、かつこの差動出力で補正された第1の2分割光検知器17の差動出力(トラッキングエラー信号)のオフセット分が0となるゲインに設定した。
請求項(抜粋):
対物レンズによってディスクの面上にレーザ光を微小スポットに集光し、その反射光を上記対物レンズで第1の2分割光検知器の受光面上に集光してこの光検知器の差動出力を得、上記対物レンズのアクチュエータに設けられた発光ダイオードの光を第2の2分割光検知器の受光面で受けてその差動出力でもって上記第1の2分割光検知器の差動出力を上記対物レンズの変位によるオフセット分がないように補正するトラッキングエラー信号生成装置において、上記第1,第2の2分割光検知器の各出力信号をそれぞれ増幅する手段と、これらの増幅手段のゲインを各別に設定するゲイン設定手段とを備え、トラッキングサーボ系を開ループ状態にして上記対物レンズをトラッキング方向に一定量ステップ状に駆動したとき得られる上記第1の2分割光検知器の差動出力がディスク上のトラッキングエラーに対して一定のゲインを有するとともにその定常オフセット分が0となるゲインに、また、上記第2の2分割光検知器の差動出力の定常オフセット分は0であって、かつ、この差動出力で補正された上記トラッキングエラー信号のオフセット分が0となるゲインに設定してなることを特徴とするトラッキングエラー信号生成装置。
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