特許
J-GLOBAL ID:200903019011209570

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258055
公開番号(公開出願番号):特開平7-076207
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 空調温度が独立して制御される第1及び第2の空調ゾーンへの各空調風吹出経路の通風抵抗が異なる状態になったときでも、各空調ゾーンの独立性が損なわれる事態を確実に防止すること。【構成】 ECU23は、温度設定器25、26による設定温度Tset(Dr)、Tset(Pa) 、内気温度Tr、外気温度Tam、日射量Tsに基づいて、運転席側空調系7及び助手席側空調系8の各目標吹出温度を演算し、その演算結果に基づいて各空調系7及び8の吹出口モード、エアミックスダンパ9、10の開度、ブロワ3の送風量を制御する。ECU23は、フェイス吹出口7b、7c或いは8b、8cを介した各送風経路の通風抵抗が、フット吹出口7a或いは8aを介した各送風経路の通風抵抗より小さい状態時には、各空調系7及び8の一方がフェイスモード、他方がフットモードとなった場合に、前述のように演算した各目標吹出温度を高くなる方向へ補正する。
請求項(抜粋):
車室内に第1及び第2の空調ゾーンを設定すると共に、これら各空調ゾーンの温度をそれぞれに対応して設けられた第1及び第2の空調系からの空調風により個別に調節できるようにした車両用空調装置において、前記各空調ゾーンの空調温度を個別に設定するための第1及び第2の温度設定手段と、これら第1及び第2の温度設定手段による前記各空調ゾーンごとの設定温度及び車室内外の温度などに基づいて当該空調ゾーンごとの第1及び第2の目標吹出温度を演算すると共に、前記第1及び第2の空調ゾーンへ吹き出す各空調風の温度が上記第1及び第2の目標空調温度となるように個別に制御する制御手段とを設け、前記制御手段は、前記第1及び第2の空調系の各通風抵抗が異なる状態となることに起因した第1及び第2の空調ゾーンへの吹出風熱量比の変動を補正する制御を行うことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-033509

前のページに戻る