特許
J-GLOBAL ID:200903019016019621

角膜内皮細胞形態算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-089244
公開番号(公開出願番号):特開平6-274600
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】白内障手術前後に患者の経過を調べる時、角膜内皮細胞像から少い労力で診断用の角膜内皮細胞形態に関する全てのデータを算出する。【構成】2次元に連続した角膜内皮細胞像Aの各細胞の中心をコンピュータに入力し、ある中心点aより一定距離以下の細胞中心6〜sである周囲点を求めて得られた周囲点を時計回りに並べ替える(101〜104) 連続した2つの周囲点と中心点のなす角度が一定角度以下の場合、中心点と2つの周囲点の距離の長い方を周囲点から除く(105〜113) 得られた連続した3つの周囲点の第一点と第三点の距離が中心点と第二点の距離より短い場合、第二点を周囲点から除き(114〜122) 周囲点と中心点間の平均距離を求める (123)。各中心点とその周囲点間を夫々の周囲点との平均距離により比例分割する垂線を連続した周囲点につき夫々求め、該垂線の交点を細胞の頂点として求め(124〜131)、得られた頂点から形態データを算出する (132)。
請求項(抜粋):
角膜内皮細胞像より角膜内皮細胞形態を定量的に算出する方法であって、2次元に連続した角膜内皮細胞像の各細胞の中心点において、ある中心点より一定距離以下の細胞中心である周囲点を求める工程と、上記工程により得られた周囲点を時計回り若しくは反時計回りに並べ替える工程と、上記工程により得られた連続した2つの周囲点と中心点のなす角度が一定角度以下の場合、中心点と2つの周囲点の距離が長い方を周囲点から除去する工程と、上記工程により得られた連続した3つの周囲点の第一点と第三点の距離が中心点と第二点の距離より短い場合、第二点を周囲点から除去する工程と、上記工程により得られた周囲点と中心点間の平均距離を求める工程と、上記全工程を角膜内皮細胞の2次元に連続した複数の中心点において夫々行った後、中心点と周囲点間を夫々の周囲点との平均距離により比例分割する垂線を連続した周囲点につき夫々求め、その垂線の交点を細胞の輪郭の頂点として求める工程と、上記工程により得られた頂点の座標から角膜内皮細胞形態データを算出する工程とからなることを特徴とする角膜内皮細胞形態算出方法。
IPC (4件):
G06F 15/62 395 ,  A61B 3/117 ,  G06F 15/70 340 ,  G06F 15/70 350

前のページに戻る