特許
J-GLOBAL ID:200903019020909623

温度検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111440
公開番号(公開出願番号):特開平5-306958
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 製造プロセスに依存することなく、高精度の温度検出が可能な温度検出回路を得る。【構成】 電圧比較回路13の分圧抵抗R5,R6は電源端子15に印加された電源電圧VCCを分圧して参照電圧Vb を出力する。バンドギャップ回路11は、所定のコレクタ電流IO を出力するトランジスタQ5と、このトランジスタQ5のコレクタに接続された抵抗R2とを備え、このコレクタの電位を測定電圧Vaとして出力する。電圧比較回路13のコンパレータ16は、Va とVb を比較し、Va >Vb となったとき、“H”レベルの出力電圧VO を出力する。参照電圧Vb は、分圧抵抗の比“R5/R6”依存するが、この比は温度変化に依存せず、また、製造プロセス上もばらつきがない。一方、バンドギャップ回路11から出力される測定電圧Va は絶対温度に比例する一方、この測定電圧Va を決定する他のパラメータは製造プロセスに依存しない。これにより、両者を比較することにより高精度の温度検出が可能となる。
請求項(抜粋):
複数の直列接続抵抗からなり印加された電源電圧を分圧して所定の参照電圧を出力する抵抗分圧回路と、所定のコレクタ電流を出力するトランジスタと、このトランジスタのコレクタに接続された抵抗とを含み、前記コレクタの電位を測定電圧として出力するバンドギャップ回路と、前記抵抗分圧回路から出力される参照電圧と、前記バンドギャップ回路から出力される測定電圧とを比較し、測定電圧が参照電圧を越えたとき所定の検出電圧を出力する比較回路とを具備することを特徴とする温度検出回路。

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