特許
J-GLOBAL ID:200903019023925115

フィンドコイル式熱交換器の製造方法及びそれに用いられるアルミニウムプレートフィン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-077128
公開番号(公開出願番号):特開平9-329398
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 作業上及び経済上の負担を増加させることなく、伝熱管の拡管固着時に、フィンピッチ乱れの発生が有利に防止され得るフィンドコイル式熱交換器の製造方法とそれに有利に用いられるアルミニウムプレートフィンを提供する。【解決手段】 プレートフィン本体12の組付孔14周辺部位を、フィンカラー18形成側とは反対側の方向に向かって、該組付孔14の径より次第に大径となる傾斜状乃至は湾曲状のテーパー部22としたアルミニウムプレートフィン10の複数を、該テーパー部22と前記フィンカラー18のフレア部20とにおいて互いに当接せしめた状態で、積み重ね、その後、該組付孔14内に対して該フィンカラー18と同軸的に挿通せしめられた伝熱管16内に、プラグ28を押し込んで、該伝熱管16の軸方向に移動させることにより、前記複数のアルミニウムプレートフィン10に対して、該伝熱管16を拡管固着せしめるようにした。
請求項(抜粋):
プレートフィン本体に複数形成された組付孔の周囲に、円筒状のフィンカラーが、それぞれ該プレートフィン本体の同一面側から一体的に延び出して設けられると共に、各フィンカラーの先端部位に、径方向外方に向かって屈曲乃至は湾曲せしめられてなるフレア部が設けられたアルミニウムプレートフィンの複数を用いて、前記複数の組付孔がそれぞれ対応し且つフィンカラーが同じ側に位置するように、それら複数のアルミニウムプレートフィンを積み重ねた後、かかる複数の組付孔内に、伝熱管を前記フィンカラーと同軸的に挿通せしめ、その後、該伝熱管内にプラグを押し込んで、該伝熱管の管軸方向に移動させて、該伝熱管を拡管せしめることにより、該複数のアルミニウムプレートフィンに対して該伝熱管を一体的に組み付けて、フィンドコイル式熱交換器を製造するに際して、前記プレートフィン本体の前記組付孔周辺部位を、前記フィンカラー形成側とは反対側の方向に向かって、該組付孔の径より次第に大径となる、傾斜面乃至は湾曲面形態を有するテーパー部としたアルミニウムプレートフィンを用い、それらの複数を互いに積み重ねると共に、それら互いに積み重ねられる一方のものにおける該プレートフィン本体のテーパー部と、他方のものにおける前記フィンカラーのフレア部とが当接するように配置せしめ、更に、前記フィンカラーに対して同軸的に挿通せしめられた伝熱管内に、前記プラグを押し込んで、該伝熱管の軸方向に移動せしめるようにすることを特徴とするフィンドコイル式熱交換器の製造方法。
IPC (2件):
F28F 1/32 ,  B21D 53/08
FI (4件):
F28F 1/32 D ,  F28F 1/32 C ,  F28F 1/32 X ,  B21D 53/08 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-169299

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