特許
J-GLOBAL ID:200903019027252441

トンネル内吊架線支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367976
公開番号(公開出願番号):特開平11-192862
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 アンカー打ち箇所を少なくすると共に、特別な位置調整作業を行うことなく簡単に吊架線の架線工事を行うこと。【解決手段】 腕金1をトンネル天井部Tnのほぼ中央の湾曲面に沿うように略山形に形成し、その頂部1aを下方からアンカーボルトでトンネル天井部Tnに固定するようにする。腕金1には支持碍子2を介して支持杆3をほぼ水平に固定する。この支持杆3のほぼ中間部に取付位置を変更できる支持金具4を取り付ける。支持金具4上には支持滑車6を支持するブラケット5を設ける。支持滑車6は吊架線Mを載せ受けて、延線方向へ自由に送ることができる。支持金具4上にはT字状の離脱防止部材7を設ける。離脱防止部材7の横ピン7aは支持滑車6に載った吊架線M上に位置して、吊架線Mの離脱を阻止する。離脱防止部材7の先端部から腕金1までの間隔は250mm以上になるように寸法設定し、吊架線Mとの必要な電気絶縁性を保つ。
請求項(抜粋):
トンネル内に電車線を架設するために吊架線を支持する吊架線支持装置において、前記トンネルの天井部の湾曲面にほぼ沿った曲がりを有し、中間部が天井に固定される横方向に延びた腕金と、この腕金と間隔をおいて上下に対向するように腕金の両端部に碍子を介して横方向に支持される支持杆と、この支持杆の中間部に支持され、吊架線を腕金から所定の絶縁間隔をおいて延線方向に移動自在に載せ受ける回動可能な支持滑車とを具備することを特徴とするトンネル内吊架線支持装置。

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