特許
J-GLOBAL ID:200903019029397005

遠隔操作用ハンド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318324
公開番号(公開出願番号):特開平11-151687
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 全長を任意に設定して遠隔操作をスムーズに行えるばかりでなく十分な物体保持力を有する遠隔操作用ハンドを提供する。【解決手段】 遠隔操作用ハンド10のレバー13を長手方向末端側にスライドさせると、ワイヤ29を介して浮動滑車26が長手方向末端側へ移動し、第1及び第2連結板27、28を介して第1及び第2操作軸21、22が末端方向に引っ張られる。その結果、第1及び第2ハンド部材17、18はねじりコイルバネ23の付勢力に抗して回転し、開放状態になる。なお、ワイヤ29は、一端が外桿部材11の固定点31に固定され、そこから固定滑車25、浮動滑車26に掛け渡されて、他端がレバー13に至るようにピンと張られているため、中桿部材16が外桿部材11に対して突出没入してもピンと張られたままであり、常にワイヤ29を介して両ハンド部材17、18の開操作を行うことができる。
請求項(抜粋):
中空筒状の外桿部材と、前記外桿部材に対して突出没入可能に設けられた中桿部材と、前記中桿部材の先端にて開閉可能に設けられ、通常はバネの付勢力により閉じている一対のハンド部材と、前記中桿部材の末端側に設けられた固定滑車と、前記中桿部材の先端側にて長手方向に移動可能に設けられ、前記一対のハンド部材の少なくとも一方に連結され、長手方向末端側に移動すると前記連結されたハンド部材を前記バネの付勢力に抗して開かせる浮動滑車と、一端が前記外桿部材の先端側の固定点に固定され、そこから前記固定滑車、前記浮動滑車を経て、他端が前記外桿部材の末端側に至るように張られた連係部材と、前記外桿部材の末端側にて前記連係部材の他端に接続され、この連係部材を操作する操作部材とを備えたことを特徴とする遠隔操作用ハンド。

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