特許
J-GLOBAL ID:200903019031725770
環状ワークの高周波焼入れ方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183801
公開番号(公開出願番号):特開平10-025519
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、環状ワークの高周波焼入れにおいて、環状ワークの変形を防止しつつ、芯金の引き抜きを容易にし、更に環状ワークの全外周面において、均一な深さの硬化層を得る環状ワークの高周波焼入れ方法を提供する。【解決手段】 金属性リング部材6は、芯金2の凹部2aに嵌合され、かつ、芯金分割片2bの放射方向への移動が可能なように、芯金2の外径が小さくなっている時、芯金分割片2bが中心方向に移動し終えると、芯金2との間に所定の間隙を形成し、金属性リング部材6の上面に環状ワークWが載置される。誘導加熱時には、環状ワークWに誘導加熱電流が発生すると同時に、各芯金分割片2bの外周部及び各芯金2間の間隙部において金属性リング部材6により一体の電流路が形成されて補助的電流路として作用し、環状ワークWに発生する誘導電流量を全周にわたって平均化し、環状ワークWの内部保有熱を吸収発散せさて、環状ワークWの外周面に均一な焼入硬化層を得る。
請求項(抜粋):
環状ワークの孔内に放射方向に複数分割された芯金を挿通し、該芯金の分割片間の間隙を拡げることにより該芯金の外径を拡径し、該環状ワークの内周面を該各分割片により支持固定し、該環状ワークの外周に設けられた誘導加熱コイルにより該環状ワークの外周面を誘導加熱した後、冷媒により冷却して前記環状ワークを焼入れする環状ワークの高周波焼入れ方法において、前記環状ワーク上方から降下させた支持部材により該環状ワーク上面を押圧しつつ支持固定し、前記複数分割された芯金の外周面に凹部を設け、該凹部に導電性かつ熱伝導性を持つ金属性環状部材に被焼入部材である前記環状ワークを載置することを特徴とする環状ワークの高周波焼入れ方法。
IPC (5件):
C21D 9/40
, C21D 1/10
, C21D 1/18
, C21D 1/42
, C21D 1/62
FI (8件):
C21D 9/40 A
, C21D 1/10 F
, C21D 1/10 R
, C21D 1/18 K
, C21D 1/18 N
, C21D 1/42 G
, C21D 1/42 M
, C21D 1/62
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