特許
J-GLOBAL ID:200903019035814238

建設機械の旋回フレーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050109
公開番号(公開出願番号):特開平11-229436
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 旋回フレームの製造コストを低減し、かつ、テールビームの周囲における部品等の設置スペースを増大できるようにする。【解決手段】 テールフレーム28を構成する左,右のテールビーム30,31のうち、旋回中心Oに近い左側のテールビーム30をウェブ30Aと上フランジ30Bとから構成し、旋回中心Oから離れた右側のテールビーム31をウェブ31Aによって構成する。この結果、テールビーム31の上フランジを不要とした分、部品点数を削減すると共に溶接作業の工数を低減することができ、旋回フレーム14全体の製造コストを低減することができる。また、ウェブ31Aの上端部に上フランジを接合する場合に比較して、テールビーム31の周囲における部品等の設置スペースを増大することができる。
請求項(抜粋):
底板および該底板に沿って前,後方向に延び前端側が作業装置用のブラケットとなった左,右一対のセンタビームを有し、該各センタビームを旋回中心に対して左,右方向でオフセットさせてなるセンタフレームと、前端側が該センタフレームに接合され後端側にカウンタウエイト取付部が設けられたテールフレームとを備えた建設機械の旋回フレームにおいて、前記テールフレームは、前記センタフレームの各センタビームに接合され前記旋回中心に対して左,右方向にオフセットされた左,右一対のテールビームからなり、該各テールビームのうち前記旋回中心に近い方のテールビームは、縦板となるウェブと、該ウェブの上端側に接合された上フランジとから構成し、前記旋回中心から離れた方のテールビームは、1枚の縦板からなるウェブによって構成したことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。

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