特許
J-GLOBAL ID:200903019036514777
超硬合金部材と鋼部材との高接合強度を有する複合材料およびこの複合材料からなる切削工具用複合素材および切削工具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
, 影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-308540
公開番号(公開出願番号):特開2009-131917
出願日: 2007年11月29日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】超硬合金部材と鋼部材の高接合強度を有する複合材料およびこの複合材料からなるエンドミル、ドリル等の切削工具を提供する。【解決手段】 超硬合金部材と鋼部材とを接合層を介して接合した超硬合金部材と鋼部材の複合材料、あるいは、該複合材料の超硬合金部材に刃先加工を施したエンドミル、ドリル等の切削工具において、超硬合金部材に接する側の接合層はNiからなり、一方、鋼部材に接する側の接合層はNi-Cu合金からなり、さらに、鋼部材と接合層との接合面近傍には、該接合面から遠ざかるにしたがってCuの含有量が減少するCu拡散領域が形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
超硬合金部材と鋼部材とが、10〜200μmの層厚の接合層を介して接合された超硬合金部材と鋼部材の複合材料において、
超硬合金部材に接する側の接合層は主としてNiからなり、一方、鋼部材に接する側の接合層は主としてNi-Cu合金からなり、該接合層と鋼部材との接合面近傍には、該接合面から遠ざかるにしたがってCuの含有量が減少するCu拡散領域が形成されており、しかも、接合層と鋼部材との接合面中心におけるCuの含有量は5〜50原子%、かつ、接合層との接合面から0.001〜0.005mmに位置する鋼部材の横断面中心におけるCuの含有量は1〜30原子%、さらに、鋼部材との接合面から0.005〜0.01mmに位置する接合層の横断面中心におけるCuの含有量は0.1〜5原子%であることを特徴とする接合層を介して接合された超硬合金部材と鋼部材の複合材料。
IPC (3件):
B23C 5/10
, B23K 20/00
, B23B 51/00
FI (4件):
B23C5/10 Z
, B23K20/00 310C
, B23B51/00 M
, B23K20/00 310L
Fターム (12件):
3C022KK14
, 3C037DD05
, 4E067AA03
, 4E067AA10
, 4E067AB04
, 4E067AB05
, 4E067AD03
, 4E067BA05
, 4E067DA17
, 4E067DC06
, 4E067EA08
, 4E067EB00
引用特許:
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