特許
J-GLOBAL ID:200903019046560254
標的核酸の検出法及びキット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-376309
公開番号(公開出願番号):特開2002-171992
出願日: 2000年12月11日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 同一の検体について、染色体中又は遺伝子中の複数の多型を同時に、かつ、簡便に検出する方法及びキットの提供。【解決手段】 5’側から順に第1の領域、標的部位、及び第2の領域からなる特定配列を有する標的核酸の存在を検出する。前記第1の領域に相補的な配列を3’末端側に第2の領域に非相補的な配列のフラップ部分を5’末端側に有し、かつ、5’末端が担体に固定化された第1のオリゴヌクレオチドと、前記第2の領域に相補的な配列を有する第2のオリゴヌクレオチドと、試料核酸とを混合し、この混合物に、局所的3重鎖を認識して切断する5’ヌクレアーゼ活性を有するタンパク質を作用させた後、担体を洗浄し、フラップ部分とアニールさせたときに3’末端側が突出する配列を有する第3のオリゴヌクレオチドとをアニールさせ、第3のオリゴヌクレオチドを鋳型とするポリメラーゼ反応により第1のオリゴヌクレオチドの伸長を検出する。
請求項(抜粋):
5’側から順に第1の領域、標的部位、及び第2の領域からなる特定配列を有する標的核酸の存在を検出する方法であって、下記ステップを含む方法:(a)前記第1の領域に相補的な配列を有する認識配列部分を3’末端側に、及び、前記第2の領域に非相補的な配列を有するフラップ部分を5’末端側に各々有し、かつ、5’末端が担体に固定化された第1のオリゴヌクレオチドと、前記第2の領域に相補的な配列を有する第2のオリゴヌクレオチドと、試料核酸とを、第1のオリゴヌクレオチドの認識配列部分と標的核酸の第1の領域、及び第2のオリゴヌクレオチドと標的核酸の第2の領域が各々アニールする条件下で混合し、この混合物に、局所的3重鎖を認識して切断する5’ヌクレアーゼ活性を有するタンパク質を作用させ、(b)各々の核酸及びオリゴヌクレオチドを解離させた後、担体を洗浄し、(c)第1のオリゴヌクレオチドのフラップ部分に相補的な配列を有し、かつ、フラップ部分とアニールさせたときに3’末端側が突出する配列を有する第3のオリゴヌクレオチドと、担体上の第1のオリゴヌクレオチドとをアニールさせ、第1のオリゴヌクレオチドをプライマーとし、第3のオリゴヌクレオチドを鋳型としてポリメラーゼ反応を行い、(d)ポリメラーゼ反応による第1のオリゴヌクレオチドの伸長を検出する。
IPC (4件):
C12N 15/09 ZNA
, C12M 1/00
, C12Q 1/68
, G01N 33/50
FI (4件):
C12M 1/00 A
, C12Q 1/68 A
, G01N 33/50 P
, C12N 15/00 ZNA F
Fターム (35件):
2G045AA35
, 2G045BB14
, 2G045DA12
, 2G045DA13
, 2G045DA14
, 2G045FB01
, 2G045FB02
, 2G045FB15
, 4B024AA11
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024HA12
, 4B029AA07
, 4B029AA21
, 4B029AA23
, 4B029BB20
, 4B029CC03
, 4B029CC08
, 4B029FA12
, 4B063QA01
, 4B063QA17
, 4B063QQ42
, 4B063QR08
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR66
, 4B063QR80
, 4B063QR82
, 4B063QS05
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX02
前のページに戻る