特許
J-GLOBAL ID:200903019047175958

列車検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-329127
公開番号(公開出願番号):特開平8-183453
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】軌道回路を用いた列車検知にスペクトラム拡散通信方式を利用して耐ノイズ性及び隣接閉塞区間との干渉性を改善する。【構成】搬送波f1 をPN符号で拡散処理してレールRの始端側イから終端側ロへ供給する。受信信号は、受信した拡散信号を復調処理して相関マッチドフィルタ22で相関検出を行い、相関マッチドフィルタの出力に基づいて軌道リレーTRの動作を制御する。この際に、互いに隣接する閉塞区間の搬送波周波数と相関マッチドフィルタの相関係数を所定の条件で設定することで、符号直交によって他の閉塞区間からの拡散信号の影響を除去する。
請求項(抜粋):
PN符号で所定周波数の搬送波を拡散処理する信号拡散手段と、前記信号拡散手段で拡散された拡散信号を各閉塞区間の軌道回路を形成するレールの始端側に送出する送出手段と、前記レールの終端側から信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された拡散信号を前記搬送波と同一の信号で復調処理して前記PN符号を含む信号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された信号に所定の相関係数を乗算して相関値を検出する相関値検出手段と、前記相関値検出手段からの相関値出力レベルが所定レベル以上の時に列車が閉塞区間内に存在しないことを検知し、前記相関値出力レベルが前記所定レベルより低い時に列車が閉塞区間内に存在することを検知する検知手段と、を備えて構成した列車検知装置であって、複数の連続する閉塞区間を1つのグループとした時に、グループ内の各閉塞区間の搬送波周波数fを、f=f0 +(拡散帯域幅)÷(PN符号チップ数×2)×Nf0 :グループ内の1つの閉塞区間の搬送波周波数N=0及び1/N=a/b(aは基本PN符号1周期の偶数倍の値、bはa/bが偶数になる値)の条件を満足するように設定することを特徴とする列車検知装置。
IPC (3件):
B61L 1/18 ,  B61L 23/16 ,  H04B 1/707

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