特許
J-GLOBAL ID:200903019048341452

光情報媒体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-200207
公開番号(公開出願番号):特開2003-016701
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】 樹脂からなる透明中間層を介して複数の情報記録層が積層され、透明中間層の表面に情報を保持する凹凸パターンが存在する多層光情報媒体を製造するに際し、前記透明中間層を均一な厚さに形成すると共に、スタンパがもつ、前記凹凸パターンの母型パターンを、透明中間層に正確に転写する。【解決手段】 基板上にスピンコート法により第1の樹脂層を形成する第1の塗布工程と、第1の樹脂層とスタンパとの間に樹脂を挟んでスピンコートすることにより第2の樹脂層を形成して、両樹脂層からなる樹脂積層体を得る第2の塗布工程と、樹脂積層体に活性エネルギー線を照射して硬化することにより透明中間層を形成する硬化工程と、スタンパを透明中間層から剥離する剥離工程と、透明中間層上に他の情報記録層を形成する積層工程とを設ける光情報媒体の製造方法。
請求項(抜粋):
ディスク状の基板上に、凹凸パターンを有する情報記録層が複数積層されており、隣り合う情報記録層間に、記録/再生ビームが透過可能な透明中間層が存在し、前記透明中間層が、活性エネルギー線によって硬化された樹脂を含有する光情報媒体を製造する方法であって、少なくとも1層の情報記録層が形成されている基板、および、前記凹凸パターンの母型パターンを有するディスク状のスタンパのそれぞれを被塗布体とし、一方の被塗布体を回転させることにより、樹脂を含有する塗布液を前記一方の被塗布体の表面で展延して第1の樹脂層を形成する第1の塗布工程と、前記第1の樹脂層の表面および/または他方の被塗布体の表面に、樹脂を含有する塗布液を供給した後、前記一方の被塗布体と前記他方の被塗布体とを向かい合わせて、前記塗布液が前記第1の樹脂層および前記他方の被塗布体の両方に接触した状態とし、次いで、前記一方の被塗布体と前記他方の被塗布体とを共に回転させることにより前記塗布液を展延して第2の樹脂層を形成して、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層とからなる樹脂積層体が前記一方の被塗布体と前記他方の被塗布体との間に挟まれた状態とする第2の塗布工程と、前記樹脂積層体に活性エネルギー線を照射して硬化することにより前記透明中間層を形成する硬化工程と、前記スタンパを前記透明中間層から剥離する剥離工程と、前記透明中間層上に他の情報記録層を形成する積層工程とを設ける光情報媒体の製造方法。
IPC (4件):
G11B 7/26 531 ,  G11B 7/26 511 ,  G11B 7/24 522 ,  G11B 7/24 533
FI (4件):
G11B 7/26 531 ,  G11B 7/26 511 ,  G11B 7/24 522 P ,  G11B 7/24 533 K
Fターム (9件):
5D029JB13 ,  5D029LB07 ,  5D121AA03 ,  5D121CA06 ,  5D121CA10 ,  5D121EE22 ,  5D121EE23 ,  5D121EE26 ,  5D121GG02

前のページに戻る